戯言
2021年は色々なことがあった。はてなブログに移ったこともそうだが、なにより子供が誕生したのが大きい。これまでの記事も踏まえて振り返っていきたい。 はてなブログをやり始める:3月 はてなブログに本格参戦:5月 お菓子の家づくりに挑戦した:5月 むしゃ…
僕らが存在している世界は3つある。何言ってんだ、世界は1つしかないだろうと言われるのは理解できる。しかし、僕らが存在している世界は厳密には3つあると考えている。その3つが集まって重なり合い、1つの世界としてとらえているに過ぎない。1つ目の世界は…
ミドリのマキバオーをご存じだろうか。僕はこの漫画が好きだった。貧乏で、小さいながら、数々のレースを勝ち上がっていくマキバオーの不屈の闘志。身体が小さいことは、勝負事で不利に働くことはないというのを訴えている名作だ。現実はそんなにあまくない…
親バカって悪くねぇな。だって彼のためにバカになれるのは、両親か将来の伴侶の3人だけなんだぜ。この世の全てが敵にまわっても、親だけは彼の味方だ。どんなに不利でも、明らかに悪い場合にも、どんな時だって親だけは彼の味方だ。 世間に非難されようとも…
人生とはかくも儚いものなのかと、ぐっしょりと濡れたパンツをはきながら、僕は感じていた。あたりに立ち込める据えた臭い。そこはかとない悲しみと、哀愁いや哀臭立ち込める部屋の中で、大きい体を小さく震わせながら、僕は呆然としていた。ほほを伝う一筋…
僕はあまり勉強が好きではなかった。中学1年生くらいはしたから数えた方が、早いくらいの成績だった。運動をしたり、虫を捕まえにいったり、犬と遊び回ったりする方が好きな平凡な子供だった。 ごたぶんにもれず、なんで勉強をする必要があるのか、社会の生…
僕は1人で過ごすときは基本全裸だ。全裸で過ごすのは気持ちがいい。海外のように何かポリシーがあってとか、意識高い系の人たちのように脂肪燃焼のためにとかそういったものがあるのではない。解放感が気持ちいいから全裸で過ごしているのである。それ以上で…
会社や私生活の中でよく見かけるんだが、自分がさも選ばれた人間であるかのようにふるまう人は多い。自信があるんだろう。僕にしかできない、僕がやってるのにみんなやらない、なぜそんな簡単なこともわからないんだと、ことあるごとに突っかかってくる。ひ…
リモートワークは僕らの生活の中で、高い地位を占めるに至った。人と直接かかわる仕事の場合、リモートワークをすることが難しいかもしれないが、僕のような引きこもって作業しても問題ない場合は逆にリモートワークしか最近はやったことがない人も多いだろ…
僕の好きだった漫画があったんだ。タイトルは伏せるが、内容を読んでるとこれはやっちまってるなって。明らかにわかる。作者とシーンが違うだけで内容は全くおんなじ。でもこの問題ってすっごく難しいなって読んでいて感じたんだ。 完璧なオリジナルって正直…
「役に立たない」科学が役に立つ 作者:エイブラハム・フレクスナー,ロベルト・ダイクラーフ 東京大学出版会 Amazon IT技術が台頭するようになり、企業間の競争は激化の一途をたどっている。常に競争することが求められ、失敗など許されなくなってきた。利益…
ウマ娘を最近やり始めたんです。遅いことはわかっていた。うまぴょいうまぴょいと周りが言っている中、ぴょいぴょいぴょいぴょいいってんじゃね~よって我慢していた。自分の癖みたいなもので、流行りものにすぐに飛びつけない自分がいる。きっと好きになる…
これは何も僕がエロ助であることを告白したくて、書いているわけではない。いやエロ助であることを否定するつもりもないのだが、そういった趣旨の話をしたいわけではない。確かにそういった行為をする場所であって、なぜそこに泊まるのかと聞かれて、エロと…
人生の土台となる読書――ダメな人間でも、なんとか生き延びるための「本の効用」ベスト30 作者:pha ダイヤモンド社 Amazon 本との出会いは難しい。特に自分の考えを根底から揺るがすような、衝撃的な本と出会うのは宝くじのようなものだ。多くの本は、問題の…
コロナのおかげで、リモートワークの環境は軒並み進化した。リモートワークの恩恵としては、海外や離れている場所との距離の概念を打ち消し、オフィスに集合するという従来の働き方を根底から覆した。初めてリモートワークが実施されたときには、仕事をして…
攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX 26話より 攻殻機動隊の笑い男と、草薙素子の対話のシーンがある。2人は電脳という脳をPCのように外部環境と接続した状態で、会話を行うというものだ。将来的にはそういった世界が来る可能性はあるが、このシーンの会話で、本…
僕が人を好きになって、初めてデートしたのは8年ほど前だった。仕事をしているといつだって、そのことを思い出しては不思議な気持ちになる。僕はいつの間にか父親になっていた。 8年前の僕は、仕事に辟易していた。友人からはなんて贅沢なやつなんだとののし…
転生したらスライムだった件より引用 転生したらスライムだった件が絶好調だ。リムル・テンペストは、種族がスライムであり、かわいい系魔王であるが、そのすがすがしい生き様がかっこいい。転スラから学べることは大いにある。リムル・テンペストに学び、理…
多様性の科学 画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織 作者:マシュー・サイド ディスカヴァー・トゥエンティワン Amazon 多様性の科学は、僕に多くの天啓を与えた。この書籍を読むことで、これまで感じていた問題に対する回答を得られたよう…
永田カビさんと出会ったのはちょうどPIXIVの漫画を読み漁っていた時だった。ちらりとみたのはさびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ。女性は風俗が存在しないイメージだった。どちらかというとエロいことだけで済ますのは男性のイメージだった。男性のエロは…
ハーメルンの笛吹き男より引用 ハーメルンの笛吹き男は、笛の音色でネズミを誘い出し、川にネズミを飛び込ませ、根絶やしにした。報酬を請求した笛吹き男に対し、報酬は支払われなかった。もったいないと考えたからだ。激怒した笛吹き男は、再度笛を吹きなが…
物語の勇者は、勇者になるために必要な道具や登場人物がそろっている。やっつけなければいけない魔王がいて、必ずさらわれた姫がいる。勇者になるには始まりの街からスタートし、王様に会い、伝説の武器を手に入れて、魔王を倒し、ハッピーエンドへと進んで…
僕はなにかに困ったときに、必ず同じ質問を3人に行うようにしている。同じ質問を3人に別々にするのは効率が悪いように見える。しかしながら、問題を解決したいときには、この方法は結構役に立つので試してみてほしい。 困っているときは意見を必要としている…
はてなブログ10周年特別お題「はてなブロガーに10の質問」 僕という人間がどういう感じのやつで、それが周りには伝わっていない気がする。正直どうでもいいと思うが、自分が存在する軌跡を残す意味では、一歩ずつこういったものを行うのが一番いいと思う。 …
水面に映るゆがんだ太陽を見上げている。もう何年見続けてきただろうか。巻貝として、生を受けて数年になる。小さい時には、兄弟がおり、自分と同じくらいの大きさの仲間たちに囲まれて生活してきた。自分の殻と他人の殻を比べて、どちらが美しか、どちらの…
飲み会が開きたい。僕は幹事が好きで、幹事を結構やってきた。ここ最近は飲み会が開けないので、忘れそうだ。ノウハウに苔が生えるともったいないので、備忘録として残したいと思う。 対象となる飲み会の規模は、小規模から中規模でだいたい30人前後が対象だ…
歳を取った。久しぶりに会った父と母。父は髪に白髪が混じる様になり、頭皮は薄くなっていた。 服装はハンチング帽をかぶって、チェックのパンツに黒いジャケット。母は花柄のワンピースを着ていた。格好こそ2人とも若々しいが、近くで見た2人にはかつて2年…
いつだって書き出しに苦労する。書き出しを決めるまでにうんうんうなっていることが多い。本日は〇〇について紹介しますっていうくだりはあまりに多いとくどいかなとか。味気ないかなとかそういったことに悩まされる。 かっこいい書き出しで始められるときも…
昨年2020年10月頃に会津旅行に行ったんす。Gotoトラベルを使って、動けなくなる前に近場に行こうって。会津って、赤べこが有名ですよね。イメージキャラクターになるほど人気なんです。 そりゃ行ったなら買いたくなるじゃあないっすか。なんで、有名な赤べこ…
僕はコミュニケーションが下手だ。コミュニケーションというやつは、難しい。コミュニケーションが得意と思っているやつも、実はそうでないことを自覚すべきだ。コミュニケーションは、相手のパーソナルスペースに割り込む作業だ。そのため、相手の程よい間…