シン・春夏冬広場

楽しいことになんでもやっていこうっておもってますぜ。

親バカ上等

親バカって悪くねぇな。だって彼のためにバカになれるのは、両親か将来の伴侶の3人だけなんだぜ。この世の全てが敵にまわっても、親だけは彼の味方だ。どんなに不利でも、明らかに悪い場合にも、どんな時だって親だけは彼の味方だ。

 

世間に非難されようとも、宗教が許さなくとも、どんな災いが起きようとも、親だけは君を守ってあげられる。彼が何かに悩んだり、苦難に潰れてしまったときに、一緒に悩むことができるし、あるいは一緒に死んでやることが出来る。少なくとも僕は、そう思っている。そう言葉を紡ぐことで、いずれ訪れるかもしれない1つの可能性を覚悟をしているということでもある。そうならないように、まずは一緒に悩むことから始めたい。

 

たった3人しか味方がいねえんだ。70億人近くいて、たった3人だぜ。そのうち1人は現れないかもしれない。本当の意味で損得なしに子供を大切に出来るのは親だけだ。運が良ければ、他にも見つかるかもしれないし、無二の親友だって出来るかもしれない。でもさ、それは本当に運次第だ。僕なんて妻と両親と兄くらいだ。友人も1人くらいか。本当に信頼しているのは。

 

親はさ、そんな親はさ、唯一子供を、自分の子供のほとんどを知ってる人さ。完全には理解出来ないよ?彼にも自由意志があるからさ。きっと将来の伴侶が1番彼を理解することになるんだろうけど、それまでの間は、親しか味方がいねーんだよな。理解者は親だけさ。考えを押し付けちゃいけないんだよな。極力彼の自由な発想と、束縛されてない純粋な思考が大切なんだよな。好きなことに無限に没頭して欲しい。

 

将来の伴侶はさ、底なしに彼を愛してるなら、愛し合ってるなら、性別なんか関係ない。絶対的な理解者は、同じ時間の流れを生きられる伴侶だけなんだよなきっと。ただそれでも親以外、彼を最初から理解してやることはできねーんだよな。好きなものから、嫌いなものまで全部さ。うんこ漏らしたり、成績悪かったり、悪いことしちゃたりしても、全部理解して、守って、謝ってあげられるのは親だけなんだよな。そんな親を信頼して、子供は全力で甘えてくるんだよな。本当に。生きるため、幸せを感じるために全力なんだよな。眩しいくらい。

 

親にわがまま言えるって最高の環境だよな。やれ飯がまずいだの、小遣いすくねぇだの、よく言えたもんだよほんとに。今ならそれがどれだけ恵まれていたのか理解できる。親になって初めて考えるようになった。僕は鈍いからさ~そのへんは。その立場になんねぇと理解できねぇんだよな。想像力の欠如だけど、問題ってその立場にならないとやる気が出ないし、考えないのは仕方がないのよ。本当に。月ノ下くんこれやっといてってなって初めて、え?これやばない?ってなることがほとんどだからさ。それまではどこ吹く風なのよ。大変ですねなんてさ。ちくっそ~。

 

だからさ、子供を大切にしねーのはやめてくれよ。本当もうやめてくれ。なんでうちにこなかったんだって。昔嫁さんが泣いてたんだ。子供がすぐには出来なくてさ。ニュースでさ、子供が殺されちゃってさ、なんでって。なんで、そんなことができるのってさ。心が裂けそうだった。見てないところで、泣いてしまった。母親にしてあげられなくて、ごめんねって。逆も言われたな。お父さんにしてあげられなくてごめんねって。幸いにも子供を授かれて、また泣くほど嬉しかったけど。

 

本当に、本当にやめてくれ。子供はさ、幸せじゃなきゃいけないんだ。子供はさ、笑ってなきゃいけないんだ。子供はさ、たとえ貧しくても、親から愛されてなきゃいけないんだ。金の有無じゃないんだ。片親でもいいんだ。子供はさ、大切にされなきゃいけないんだ。子供はさ、未来なんだ。子供はさ、希望なんだ。子供はさ、光なんだ。だからさ、本当だからさ、子供を本当に大切にしようよ。自分の子供じゃなくてもさ。親バカ上等だよ。たださ、ルールを守れなかったら怒ってやるのも親さ。踏み外したら、正してやるのも親さ。一緒に地獄に落ちてやれるのは、親だけさ。だから、親バカ上等だよ。

 

 

まった今度をおっ楽しみに~。ばぁい。