シン・春夏冬広場

楽しいことになんでもやっていこうっておもってますぜ。

東京に飲みに行って終電を逃したらラブホテルに泊まるのがオススメ

これは何も僕がエロ助であることを告白したくて、書いているわけではない。いやエロ助であることを否定するつもりもないのだが、そういった趣旨の話をしたいわけではない。確かにそういった行為をする場所であって、なぜそこに泊まるのかと聞かれて、エロと関係のないことを書くと落胆する人もいるだろう。一種の釣りかと疑う人もいるだろうが、純粋にいやこういう時に純粋もクソもないのであるが、純粋に泊まるところとしてラブホテルというところが、いかに優れているのかそういったことを伝えたいがために書いているのである。

 

東京に飲みに行く折に、とはいってもずいぶんと過去の話で、今のご時世東京に飲みに行くのもはばかれるのであるが、僕はいつだって帰りの電車を逃す性質を持っている。性質と言っても単純に久々の友との再会があったりするのが飲み会である。つもる話もあることだし、そうした話を楽しんでいるうちに、最終電車の時間を逃してしまう。逃してしまうというのは、気づかないうちにその時間が経過しているので、どちらかというとわざと見ないふりをしているそういった方が正確だ。そういった単純に時間管理ができていない愚かな人間の告白であることをあらかじめ伝えておきたい。

 

電車を逃した場合の選択肢としてあげられるのは、マクドナルドで夜を明かすか、飲み屋で電車が動くまで留まるか、漫画喫茶に泊まるというのが世の常だろう。マクドナルドのあの硬い椅子の上に数時間留まるのは大変骨が折れる。折れるといっても尻の骨が砕けてしまうわけではない。僕の尻があの硬い椅子によって、形が変わる程度である。僕のキュートなお尻がぺちゃんこになって、尻のしまりが良くなるそういった類の程度であるのだが、尻が痛くなることに変わりはない。猿のような尻になることをできれば避けたい。朝まで飲み続けるというのにも限界があるし、店にも店の都合がある。いつまでも帰らない客に対して、しびれを切らした店員が包丁を持って、そろそろ帰ってくれませんかねって半ば脅しのようになっても無理からぬ話である。漫画喫茶というのがよく使われる王道の道かもしれない。漫画喫茶と言っても東京の漫画喫茶は千差万別で、個室が用意されて、施錠ができるところもあれば、ブースのように区切られているところもある。ブースなど最悪で、同じような境遇の愚かな人々によって、占領されており、横でぐーぐー。前でぐーぐー、後ろでぐーぐーとまるでがちょうの群れの中に押し込められたかのような大音量で僕の耳はつんざかれ、安心して眠ることなどできはしない。池袋の漫画喫茶などは、その点個室になっており、鍵をかけることが出来て安全に過ごすことが可能であるのだが、とはいえあくまでも漫画喫茶で寝るところではない。はっきり申し上げて硬くて寝ることなどできない。いや寝ることはできたとしても、朝に起きればあっちは痛いし、こっちも痛いといったイタイイタイめぐりをすることに相違ない。

 

ではどうするのか。はっきりいって前置きが長すぎるうえに、結論がすでに出ているゴールの見えた話であるのだが、ラブホテルに泊まるのがもっともすぐれた解答だと言わざるを得ないのである。確かに余分に金はかかるものの、そしておそらく外からはピットイーンというような言葉が聞こえてくるような気がする。しかし、僕は胸をはってラブホテルに泊まることを勧めるのである。

 

なぜそこまでラブホテルがいいのかというと、ビジネスホテルというのは当日に入ることが出来ない。入れるところはもしかしたら存在するのかもしれないが、当日連絡したところで、宿泊を断られた経験しかない僕としては、やはりビジネスホテルに当日止まるというのは大変難しいように思うのである。それはおそらくチェックインからチェックアウトまでの時間がおおよそ定められており、時間の規定から宿泊の要否が決まっているのだろう。そんな妄想をしている。その点ラブホテルは違う。基本的には休憩するだけが前提であるし、時間で区切ったホテルの利用がメインである。そのうえ最近のラブホテルは風呂から何からそろっているし、アメニティも充実している。部屋は広いし、趣味ではないが豪勢なつくりをしている。ベットの出来具合もよい。おそらく上下運動や前後運動を盛んにするタイプの人達のため、ベットのスプリングを良くし、運動後には健やかな時間を過ごしてもらいたいというホテル側の配慮なのだろう。ベットも広めに作られていて、大変心地が良い。ベットの仕上がりもそこらのビジネスホテルよりも良いのである。そんな感じの充実した出来具合であるので、僕はどうしても寝たいといっても寝たいときしかないのだが、ラブホテルをよく利用している。決してやましい気持ちからではない。いややましくないとも言っていないのであるが、やましいことをしたことなどないのである。単純にぐっすり寝て、始発が動き出したらチェックアウトをし、そのまま帰宅するという単純なことを伝えたかっただけなのである。

 

どこのホテルが今のところよかったのかというと、僕は高田馬場にあるラブホテルを使っている。高田馬場は、新宿や池袋より町としてはおとなしい感じなのである。怖いお兄さんたちが、跳梁跋扈していないのが確実なのである。その近くにはたしか卓球場だかビリヤードだかをするところがあり、なんだか懐かしい気持ちになりながら、ネオンが灯るホテルへと向かうのである。ラブホテルの入り口というのは、メイン通りから見えないように配慮がされている。ピットイーンと言われても困るしね。1人とは言えそういった行為をするためのホテルであるので、多少緊張する。古いタイプのホテルで、ガラス張りの隙間からにゅっと手が出て鍵を渡されるタイプのホテルだ。できれば1人で泊まることは避けたいものだが、そうも言えない事情もある。鍵を受け取って淡々と部屋に行き、ゆっくり過ごすのである。ラブホテルの場合注意が必要なのは外出ができないことだろうか。事情を話せば外出できるかもしれないが、必要なものは事前に購入して向かった方がいい。飲み物や食べ物などはおかれていない場合が多い。最近は映画で見たような回転式のベットというのは見たことがないので、いつか回転式の円盤ベットの部屋に入ることを夢見ている。

 

ラブホテルというのはやはり1人で使うには広すぎるし、なんだか部屋の作りが変だったりするので、お化けとか出そうで若干落ち着かないが、部屋の電気をつけっぱなしにして、テレビでも見ながら布団に入っていればいつの間にか朝になっている。

 

まった今度をおっ楽しみに~。ばぁい。