ダイエッターにとって、主食を何にするかという問題がある。糖質をカットすればいいんだが、単純に糖質を抜いてしまうと基礎代謝が落ち、ダイエットにとって効果が薄いことが警告されている*1。つまり糖質をカットしてゼロにしてしまうわけにはいかない。それでは、糖質を摂りつつカロリーを低く抑えることが大切だと言える。
カロリーを比較してみると以下のようになる。図は文部科学省が出している日本食品標準成分表2020年版などから作成している*2。全部をそこから収集したわけではないので、あくまでも参考程度。100gあたりのカロリーを記載している。
代表的な炭水化物食品から作成したが、パン類は総じてカロリーが高い。オートミールはそのまま食べるとカロリーが高いが、粥にすることでカロリーを下げることができる。相対的に利用する量が減るからだろう。ダイエットにもてはやされている食材だが、カロリー計算に注意したい。
注目すべきところは、米類のカロリーがそこまで高くないのと、イモ、豆類のカロリーが低い。そして、そば、うどんもカロリーが低いことになっている。本当かよという部分はあるので、ものによってはカロリーが高い場合を想定する必要がありそうだ。表示されている熱量を参考にしつつ食材を選ぶ必要があるが、イモ、豆類に活路がありそうだ。
レッドキドニービーンズのトマトスープ
今回用意したものは以下だ。
・桃屋のキムチ鍋の素:1/3本・・・19.8kca/1人前
・レッドキドニービーンズ:380g・・・116.5kca/1人前
・トマト缶:1缶・・・24.3kcal/1人前
1食あたり185.3kcal 1桁目はあわない場合がある
上記の材料で3人前ほど作ることができる。
レッドキドニービーンズは表示によると100g当たりの熱量は92kcalと米に比べてかなり低い。豆類の中でも大豆や小豆に比べて低く、手に入れやすい。
中はしょっぱい液体で満たされているので、利用する前に汁は捨ててしまったほうがいいだろう。色と豆の味が、スープに入りすぎるのを防ぐ。少し水ですすいで利用した。
たまねぎをみじん切りにし、水、豆と一緒にして煮込む。食材がだいたい浸るくらい水を入れるのがいい。たまねぎに火が通ってきたら、トマト缶を入れるため、水は入れすぎない。
玉ねぎと豆が煮立ってきたら、キムチ鍋のもと、トマト缶を投入する。そのまましばらく煮込む。沸騰してしばらくしたら火は止めてしまって良い。
お皿に移して完成。出来栄え的にはチリコンカンみたい。
キムチ鍋のもとがぴりりとしていて、豆もうまい。豆だけで食べるとかなり味気なくてきついので、スープとかのお供にすると食べやすい。
ぜひ試してみてください。
また今度をお楽しみに!! バイビー!