シン・春夏冬広場

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本屋を巡る冒険を伝えたい

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僕はよく本屋を巡回している。特に買いたいものがあるわけではないのだが、1週間に2回~3回は巡回しているように思う。あたりを引く日もあれば、まったく空ぶる時もある。本屋を巡るのは冒険だ。うまくクエストを達成できることもあれば、できないこともある。目的はない。冒険なのだから、楽しむだけだ。電子書籍が台頭する昨今だが、本屋には本屋ならではの魅力がある。そのいくつかを紹介していきたい。

 

 

各ジャンルの流行を瞬時につかめる

電子書籍は確かに、在庫切れということがない。ただ、自分の趣味嗜好にあわないものや、売れ筋以外のものにであう機会がない。電子書籍のおすすめは自分が購入した本の中で、さらに同じようなジャンルや同じ思考の人が購入した本を勧める機能であって、これまで読んだことがなかったり、潜在的に求めている知識欲を満たす機能ではない。そのため、脚を運んで本屋を巡ることに価値がある。

 

個人商店の本屋ではなく、ツタヤや紀伊国屋など全国展開しているような本屋がいい。1時間程度で回り切れる本屋がもっとも適している。例えば雑誌であれば、料理ではダイエットや低糖質、時短レシピなどの本が置かれている。プラモデルの本であれば、工具類の本が置かれている。最近は家でプラモデルを作る人が増えたことによって、工具の需要が高まったのだろう。プログラミング関連の雑誌ではPython、エクセル、自作PCラズベリーパイなどの書籍が並んでいた。自前で作って時短、効率化、AIの勉強、IOT関連の需要が高まっていることが予測できる。

 

もちろん本になっている時点で数か月は流行から遅れている可能性があるが、それでもおおまかにどういったことが世の中で取り上げられているのかを理解することが出来る。個人商店には個人商店の魅力があるが、流行を察知する部分においては大型書店が適している。

 

売れ筋の本をレジ横の特別な棚に置くことが多い。新刊、新書であったり、売れている漫画などが置かれている。最近であれば地政学ウクライナ関連】、ウィルス【オミクロンだね】、自己啓発【メンタルと伝え方の本など】が売られている。少し奥の棚を眺めるとジャンルごとに分かれているのだが、ジェンダー関連の本が増えていた。SDG’sによって、ジェンダーを理解しようという動きが活発化しているのだろう。非常に良いことだと思う。

 

本屋によって得意なジャンルが異なる

僕の住む宇都宮の話になるが、駅東口にあるツタヤは経済や自己啓発のジャンルの本が強い。所狭しといろいろな書籍が置かれていて、携帯などで見るよりも多くの情報量が詰まっている。背表紙が大量に陳列されているのが余計な情報を捨てるのにいいのだろう。電子では再現でいていないが、ジャンルごとに分かれた背表紙の陳列があり、大まかに何を知りたいのかによって、棚が分かれている。サッと見渡して余計な情報は取捨選択し、目的の棚を見つけ出し、その棚に集中する。そうすることで、目的の本を見つけ出すことが可能だ。

 

こうした書店ごとに色が異なったりするところも魅力的だ。各店舗ごとに個性があって、見るだけでも非常に面白い。

 

個人商店の本屋の利用方法

ひっそりと営まれているような個人商店の本屋はどのように使うのがいいだろうか。僕が昔よく使っていたのは、ちょっと恥ずかしいような本を注文したり、アニメの限定商品を注文するのに利用していた。

 

昔の話であるが、AIが止まらないや、守って守護月天などの本を大きな書店で購入するのは気が引けた。ましてや限定商品などは大型化する。目立って仕方がないわけだ。そういったものを購入するのに、個人商店の本屋は威力を発揮する。

 

固定の店主が会計をしてくれるため、若いバイトの人にからかわれるのではないかという心配がない。そういったことはほぼないのだが、知られること自体が恥ずかしかったりするので、個人商店で注文などを行っていた。

 

立ち話から選んだ本

女子高生が立ち話をしていた【若いきゃぴきゃぴした子たちは大体女子高生に見える】。恋愛に関する書籍だったが、内容がエグくて、読みごたえがあるという。それまでほかの本を見ていたんだけど、彼女たちの話が気になって、本を選んでるふりして、彼女たちの会話に全集中していた。彼女たちのニーズにあうような本というのがどういうものか気になって購入した。これまで恋愛ものの本なんて、購入したことがなかった。だが、きゃぴきゃぴした女の子たちが普段どんなことに興味を惹かれるのか興味が出た。

 

 

なんだかよくわからないけどかっこいい文房具との出会い

本屋と言えば文房具だ。いつのころからなのか不明なのだが、本屋に文房具が置かれている。昔は文房具屋というのが別にあったのだが、大型書店では一緒になっていることが多い。文房具を巡るのもなかなか楽しい。いろんなシールや何に使うのかわからないペンケース。そして何に使えばいいのかよくわからないなんだか形がかっこいい文房具。用途不明のサイズの画用紙など魅力があふれている。

 

最近購入したのは卓上クリーナー。乾電池を大量に使うのが魅力的だ。けたたましい音を立てながら、机のごみをひゅぽひゅぽしてくれる。机の上にはいろんなものが置かれていたりするので、余計なものを吸い込まないサイズはなかなか重宝する。

 

逆に本屋の欠点

本屋の欠点は在庫切れと在庫がないものを陳列できない点だ。いわずもがなだが、本屋の魅力はこれまで考えもしなかった本と強制的に出会えることだが、そのジャンルに特化した読んでおくべき本が本来はあるはずで、その本は陳列されていなかったりする。例えば、思考の整理学や本を読む本など知識を深めるための本が置かれていなかったりする。

 

また本来存在するはずなのだが、陳列できない本が非常に多い。そうしたものは電子書籍やアマゾンに客足を奪われてしまっている。そうした部分を補う機能が新たにできれば、本屋は復活できるのだろう。それは欠点を補うものでもよいし、別の機能だっていい。むしろ別の機能の方がいいのではないかと個人的には考える。

 

みんなも本屋に繰り出して、冒険しよう!!

 

まった今度をおっ楽しみに~。ばぁい。