シン・春夏冬広場

楽しいことになんでもやっていこうっておもってますぜ。

お化け屋敷

お題「ひとりで行くのは無理な場所」

 

これ見てぴーんときたね。うん。間違いない。よくよく考えると他にもちらほらあるけど、1番はこれだね。こゆうときは直感を信じるのが1番だと思う。

 

宇都宮にはオリオン通りという商店街がある。この商店街には夏だけ限定でお化け屋敷が出現する。僕はくそビビりにも関わらず、怖い物が好き。なんで怖いものが好きなのかはわからないんだが、僕が中学生時代にちょうど学校の怪談がはやっていたから、その流れで好きになったのだと思う。ちょうど口裂け女や、人面犬などが出てきたころだ。

 

オリオン通りには夏限定で、出現するお化け屋敷がある。見た目は古き良きお化け屋敷で、いかにも見せもの小屋のようないでたち。見た目からはたいしたことがない。僕の嫁さんは怖いのが大嫌いで、ディズニーのタワーオブテラーですらビビりまくる。そんな状態だから、入口までは一緒にいるが、中には入ってくれないという。仕方がないから、僕は1人で入ってきてやると意気込んだ。痩せ我慢という言葉があるが、太っているから太我慢だ。

 

入口で料金を支払い、階段を登っていく。ありきたりな見た目、血だらけの女性の人形。うん大したことはない。大したことがない見た目だから、僕などが中に入って、なかの様子を見てくる必要などないのである。うん。そうだ。中に入って見てくる必要などない。うん。今すぐ引き返そうなどといいわけをし、元来た道を戻っていく。

 

嫁さんとお店の人がキョトンとして僕を眺めてくる。どうしたの?何かあった?はい。ええ。などしどろもどろになり、あのですね。無理でした。もうその。いかにもって感じがですね、怖すぎてですね、一緒に来てくれるなら大丈夫だと思うんですが、1人きりとなると勝手が違うようでして、引き返してまいりました。と伝えた。

 

うん。お化け屋敷とか、心霊スポットとか、興味はあるけど、1人じゃ無理だね。うん。無理無理の無理。