シン・春夏冬広場

楽しいことになんでもやっていこうっておもってますぜ。

スーパー近くの焼き鳥屋で買っちゃうわ

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スーパー付近には魔の三角地帯がある。スーパーと駐車場を結ぶ直線上の頂点に焼き鳥屋が鎮座する。車から降りた瞬間思う。これうまい奴!って。にんにくの香ばしい香りと醤油の焦げる匂い。よくうなぎは煙を喰わせるなんていうけれど、焼き鳥もけむり食わせる気満々。腹立つわ〜。こんなん無視していける人は強靭な精神の持ち主に違いない。ひとりの奥様も吸い込まれるように焼き鳥屋に吸い寄せられていく。そりゃそうなりますよね。買い物している間に焼き終わるから、ちょうど買い物前に注文しておけば、帰りに受け取れる悪魔のシステム。僕のような精神弱者は当然のように吸い込まれる。あれ〜。ひゅぽ。


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焼き鳥を買った記憶がないのだが、いま僕の家にはほかほかの焼き鳥がある。やはりあの強さには抗えなかったようだ。この店はパッケージを小分けにするタイプか。味が一緒なら、同じ袋にひとまとめにする店が多いが、種類ごとにわけてくれている。店の優しさを感じた。店によって色んな特徴がある。同じスーパーでも出ているお店が違うんだろう。豚串が売っていたり、牛串を取り扱う店だってある。この店は種類がそこまで多くない焼き鳥だけの店だった。しかし、匂いがたまらんな。美味そうなにんにく臭が部屋を満たしている。塩が選べる店もあるのだけれど、ここはタレが自慢なんだろう。タレを単品で売っているほどだ。タレのみにしてもらった。いや記憶はござらんのだが、そんなことを言ったかもしれぬ。


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最初はトリモツからいただこう。ひと口で串から全部外して放り込む。激しいジャズオーケストラのハーモニカ担当のような速度で、串を口にスライドさせる。トリモツと聞いて、ウキウキした。どんなものが出てくるのだろうと。ただ、皮と砂肝なのか、味はそこまでモツモツしていなかった。歯応えはよい。モツは豚の方が美味いかもな。しかしながら、歯応えのある美味い串でござった。ぶひぶひ。


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そして僕はぼんじりが好きすぎて、鳥のお尻をよく見ている。そのくらいぼんじりは油ぎっていて、プリプリ美味い。僕がぼんじりを見逃すはずなかった。記憶はなくとも購入していたようだった。ハーモニカ喰いをして、一気に串から肉を剥ぎ取る。美味い。油の甘みとにんにくと醤油のオーケストラが口いっぱいに奏でられる。やはり焼き鳥って最高。スーパーがあったら付近の焼き鳥屋が何を売っているのか常に確認しちゃうが、本当美味いよね。やっぱり炭とかで焼いてると全然違う。家やコンビニだと中々この味は出せない。