シン・春夏冬広場

楽しいことになんでもやっていこうっておもってますぜ。

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業務スーパーなんかは宇都宮でも非常に人気で、絶えず人が途切れることなくあふれている。人も歩けば人に当たるというほど、業務スーパーは人気がある。それもそのはずで、僕もよく利用させていただいているのだが、調味料が安い。きっとそれぞれいろんな目的があって、業務スーパーに来ている。冷凍肉もうまいし、焼きそばや、チーズ、ハムなんかも非常に安い。量が多いが、全部自分たちで消費しなければ、いろんなものが買えることだろう。特に一般的なスーパーで扱っていないような、ナンプラーオイスターソース、ココナッツミルクなどが安く売られている。アンチョビなんて、100円だ。一般的に買えば400円近くするので、業務スーパー様々だ。

 

買い物かごいっぱいにいろいろな冷凍食品や、調味料なんかを入れて、いそいそと会計に並ぶ。並び始めたときは運よく早めに並ぶことが出来た。僕の前には2~3人。会計を行う場所も3か所。これだけあれば、スムーズに列が進み僕の番まであっという間に進むだろう。そんなことを思いながら、会計されるのを待っていた。前のおじさんが財布を落としてもたもたしていたが、まぁ別に焦るような話じゃないから、ゆっくりひろってゆっくり進んでいってくれればいい。そんなことを思いながら、いざ僕の番が次かというタイミングだった。

 

まさか。僕の後ろには大量の列。大量の人。ごった返している。恐ろしいくらい行列だ。昔の銀行のATMの列を思い出しながら、僕の番になる。誰も何も言っているわけではない。言っているわけではないのだが、背後から熱気が伝わってくる。別に熱を発して怒っているわけではない。怒っているわけではないのだが、無言のプレッシャーというか、そういったものを背後に感じながら、会計をすすめる。

 

かつてこれほどまでに、背後の熱気を感じながら、会計をまったことがあっただろうか。どきどきしながら、会計を待つ。ピッ。ピッ。え!?今のは同じ商品だから×2でピッてやるべきじゃないんじゃないの?って後ろから言われているかのようなプレッシャー。すみません。ってなぜか僕が謝らなければいけないような錯覚に陥る。買い物袋必要ですか?っててにもってるじゃ~んって思いながら、結構ですって伝えた。お会計2461円です。うんじゃ2000円とってところで、小銭の袋を開けて悩む。微妙に足りているような、足りていないような。どうなんだろう。どのくらいなんだろう。ありそうなないような感じだ。じゃらじゃらじゃら。ちらっと背後に目を向ける。イライラしているのか、どうなのかわからないが、僕に目を合わせようとしていないかのような。じゃらじゃらじゃら。ちらっ。

 

うん。もう無理。小銭探すとかもう無理。すみません。3000円からお願いいたします。って千円札を3枚取り出す。くぅ~ありそうなんだけどな。出せそうなんだけどな。あ。1円あった。あぁ。60円もあった。う~ん400円はありそうでなさそうなんだけどなぁ。しかたない。となり、結局じゃらじゃらを増やす羽目になった。仕方がない。仕方がないんだよな。だって後ろ待ってるんだもんって、渡されたおつりをもたもたしていたら、かごにかごをぶつけられる。すみません。すみません。っていいながら、ちょっとくらい待ってもいいじゃん。ぶつけなくたっていいでしょっておもいながら、小銭をしまい、レシートをしまう。最近はコロナ下だから手渡しされないうえに、ラップがまかれて、なんだか非常に取り出しにくいそれにもかかわらず、プレッシャーを受ける。なんだかなぁ。ごめんなさい。

 

 

まった今度をおっ楽しみに~。ばぁい。