僕は以前ぱらぱらチャーハンを作った。確かに作ったのだが、ぼこぼこにされた。ぼこぼこのぼこちゃんにされたのだ。精神的に落ち込み、復活し、やる気を出すために非常に時間がかかったが、悔しい気持ちは変わらない。ここであったが100年目。リベンジしてやっぜ。
さてただ、自分の考えを元にリベンジしたところで、結局同じ目に合うのは目に見えている。ここはプロの知識を使いたいところだ。ブックマークの中にヒントをくれた方がいた。その方のアドバイス通りにプロの知識をそのまんまやってみよう。
米の準備をする
米から準備する。米を研ぎ、2合の米に対して、290ccの水を準備し、1時間ほど浸水させる。そのまま炊き込み、その間にチャーシューの準備をする。
米が炊けたら、米を一度かき混ぜ、10分間蒸らす。蒸らす前にチャーシューの準備を行っている。
チャーシューを準備する
準備したものは豚肩ロース、醤油240cc、砂糖150g、もろみ味噌50g、オイスターソース70gだ。これは同じものと分量を用意した。砂糖は白いものではなく、きび砂糖だ。うちにあるのはきび砂糖である。
砂糖と醤油を混ぜる。大量の砂糖に醤油を混ぜていく。
その後オイスターソースを70g加える。
もろみ味噌を加えて混ぜ合わせる。
まぜまぜしていく。まぜまぜ。まぜまぜ。
豚肩ロースはだいたい1.5cmくらいの厚さだったので、カットしなかった。フォークで穴をあけて、繊維をほどくとともに、つけダレがしみこみやすくする。両面行う。
左がフォークで穴をあけたもので、右が元のものだ。厚みも少し薄くなったが、繊維をしっかり断ち切って、柔らかくなったことだろう。
ビニール袋に肉を入れ、つけダレを入れていく。そしてつけダレを入れたのちに、お肉とタレをよくもみもみする。
中から空気を抜き、口を縛って、1時間冷蔵庫で寝かせる。そのままたれをつけ込んでいく。
1時間漬け込んだことで、しっかり肉に色がつくくらいタレがしみこんだ。
フライパンにクッキングペーパーをしき、肉を載せて、強火にする。かなり焦げがすごいので、クッキングペーパーが役に立った。
肉からちりちりとなってきた。そこから中火にして表面10分、裏面10分焼く。キッチンタイマーできちんと測る。
10分焼いて裏面を焼く。非常に良い香りだが、煙がすごいので、換気扇を回しておこう。
チャーシューが焼きあがった。焦げた部分はきちんと取り除いた。香りがすごい。中華街とかで売られているチャーシューの匂いそのまんま。すっげ。かけらを食べる。すっげ。
中の汁が出ないように、常温になってからカットする。断面はしっかり火が通っていた。
チャーハンを作る
米200g、チャーシュー40g、高菜10g、万能ネギ10g、卵L1個を準備した。
強火でフライパンを温め、サラダ油を敷く。サラダ油がさらさらに動くようになったら、火を止める。火を止めるのだ。
そこに卵を入れる。じゅわっとちょっとだけいうが、固まり始めるのは遅い。
できそこないのスクランブルエッグを作っていく。前後に5回ほど2秒かけて前後させる。ある程度まぜたら米をいれる。
米を投入して、切るように混ぜていく。若干火が強かったようで、少し火が通ってしまったようだ。
米を切るようにかき混ぜると、卵が米にしっかりと絡まり、金色になっていく。
そこに対して、準備した具材を投入する。比率は4:1:1がいいようだ。失敗しないように混ぜる。
塩と胡椒を投入し、混ぜ合わせて、味が決まっていれば火をつける。強火の火をつける。
米に火を通していく。だいたい2分ほど混ぜればよい。
円形のドーナツ状に広げて、中心部に醤油を垂らす。じゅわ~っと香ばしい香りが立ち込める。
ここに、料理酒を入れて、混ぜ合わせる。軽くフライパンを回しただけで、さらさらとフライパンをなめる。すっげ。ぱらぱらじゃん。
盛り付け&実食
完成した。ついにリベンジを果たした。問題は味とぱらぱら具合だ。というか、持っている最中からぱらぱら過ぎて、じゃっかん崩れ始めている。
具材を取り出そうとして、ちょんちょん軽く触るだけで、ぼろぼろと崩れていく。すごい。すごいくらいぱらぱらのチャーハンだ。
口に入れてほおばる。すっげ。なにがすごいかっていうと僕が以前つくったものもぱらぱらには違いなかったが、全然ぱさぱさしていない。むしろふんわりと米は軽やかで肉のしっとり感があり、じゅわっと味がシミ出てくる。なんてうまいんだ。これぞパラパラチャーハンだ。とんでもないことだ。肝は火を消して、卵を混ぜたことだろう。米の炊き具合もよかった。その2つをまず守れば家庭用コンロでもきちんとしたチャーハンができる。
参考資料
〇今回購入したもの

まった今度をおっ楽しみに~。ばぁい。