宇都宮のかなり大きめのショッピングモールとしてインターパークっていうのが有名です。シャトルバスが出ているんで、そちらで向かうこともできるんですけど、宇都宮の地元っ子は大抵の場合車を持っているんで、車でぶーんって向かうのが普通です。インターパークの手前の曲がり角に、いつもいるんですよ。その店が。まぁお店なんで大抵の場合移動はしませんが。突然ある日別の場所に現れたりいなくなったら、それこそ事件なんでそれはそれで面白い・・・おっといけない脱線脱線。なんでそんなこと気にするのかっていうと、大抵の場合外食も兼ねてたりするんで、お腹が空いているわけです。そんな中で視界に家系ラーメンの文字を見ると、もうしんぼうたまらんってなるじゃないっすか。もう我慢できないって。だめだったわけです。
さがみ家
すっごいいい場所にあるんですよね。インターパークに向かう場合は誰しも、この魔力にあらがって常に戦いに身をおいているわけです。食いしん坊引力が、ばんばん発生しています。特に男性や食いしん坊にこの引力は強く作用するため、第一宇宙速度で離脱しないといけないんだが、速度制限があるため引力に囚われてしまうわけです。隣に奥さんや友人がいれば、そんなもの食べたくないって言われて回避できますが、ノリノリになると厄介です。太刀打ちできません。太刀打ちできませんでした。
いつもの長考タイムが始まります。この店の味を食べるにあたって、何を食べるのが1番この店のことを理解できるのかって。いつもそんなことを考えながら、ラーメンを選んでる僕です。らーめん店の冒険を味わって個性を感じるべきか、塩系を食べて出汁の味を味わうべきかって悩みに悩んで、チャーシュー麺君に決めたって結局いつも食べているようなものを頼んでしまいます。ついでに餃子とネギチャーシュー丼たべちゃお。
駐車場のデカさに比べて、店内は比較的狭めです。密着しちゃうんですよね。腕同士が触れ合ってトクンって。お前もデブだなって。良くなります。女性が比較的多いのは結局食いしん坊についてきた奥さんとかが止められずに一緒に入ったんでしょう。恐ろしい力だ。
ちゃくせこしてわくわくしながら待ちます。どきどきするよねぇ。この小学校のときの50m走で自分の番が来るのを待ってる感覚みたい。やけに米をいっぱい食えるようにアピールしてるなって思ったら、昼はライス無料なんですね。やっべぇ気づかなかった。ふと券売機を見てみるとそこにもでかでか書いてあるし。ラーメンしか見えなくなっていた。恐ろしい食いしん坊。食欲魔神に進化する。ライス食べるって店員さんに言われたんですが、流石に断りました。
主役登場！！
大判のチャーシューを引っさげて、満を持して到卓しました。着卓ともいう（聞いたことはないが）。非常にぷりぷりした脂身の部分と肉々しい赤み部分で構成された良質なチャーシューです。下味はラーメンの邪魔にならない程度につけられていて、単品で食べてもかなり美味しです。
麺は中太麺ですが、太い部類に入りますね。弱縮れがあって、スープとよく絡むようにしています。ぶりぶり麺をくちいっぱいにほうばって、スープをずっと飲むとくちいっぱいにアブラの良い余韻が。最高ですよねこの瞬間。生きてるって気がしてきます。味は結構好きな感じです。部類は町田商店とかオリオン餃子とかそっち系ですね。少し塩味が薄めで、とんこつの存在感が強めです。僕はこっちのほうが好きなんだよな実は。卓上にある玉ねぎとにんにくをバンバン入れようとしたら、にんにくはやめてって止められました。そうだ。買い物に来ていたんだ。危ない危ない。
ネギチャーシュー丼。いやいや多いから。ほぼ普通の丼だから。半ライスすすめるのおかしいくらいあるから。まずいなぁ。これたべたら動けなくなるやつだなぁ。いやー非常にうまい。ネギの存在感、チャーシューのほろほろ具合が完璧で、量が適正ならどきどきしなくてよかったのに。怖いことにこういったときって胃のブラックホールに普通に飲み込まれちゃうんですよね。自分の腹が怖い。
あぁ完璧にやりすぎた。餃子も頼んでしまった。そして食べきってしまった。非常に美味しかった。腹が出かける前からはちきれんばかりになってしまった。買い物本当にいかないとだめかなぁ？だめだよね。はいすみません。みなさんも食べすぎにご注意ください。
行き方
駐車場はかなり大きめです。車通しのすれ違いとかで困ることはないと思います。
まった今度をおっ楽しみに～。ばぁい。
