シン・春夏冬広場

楽しいことになんでもやっていこうっておもってますぜ。

YouがCanできるならDoしちゃいなよ

ジャニーズ帝国を気づき上げたジャニーさんは、年端もいかない少年、青年たちによく声をかけていたらしい。YouがCanできるならDoしちゃいなよって。きっと少年たちはこう答えたんだ。Yes We Can!って。だから今のジャニーズが大きく発展してきて、そんな中からスマップや嵐みたいなかっこいい人たちがわんさか出てきているんだなって、感じたんだ。

 

僕は最近になって『チーズはどこへ消えた?』を読んだ。本の存在自体は知っていたんだ。でも僕はそもそもチーズが好きじゃなかった。チーズの話をされたって、困ってしまう。チーズの作られ方自体を知るのは好きだよ?でもそんなのもやしもんで十分でしょってそう考えてしまった。

 

時は流れて現在、有名な企業の研修資料として、この本が読まれるようになったと聞いた。僕はなんでみんなチーズの話をそんなに熱心に読むんだろうって思ったんだ。そうか、欧州の人たちってチーズ好きだもんねって的外れなことを考えた。

 

でもどう考えたって、そんなに熱心にみんながチーズの話なんて、読むわけがない。2700万冊も買って、みんながチーズ談義をするそんなシュールな光景が頭に浮かんだ。この本に関して非常に熱く語っている。チーズの話なのに、激熱に語るベンチャーな人たち。明らかにチーズ以外の話題で盛り上がってるんだろうなって、そう思えるようになった。手に取って読んでみた方がいいかもって思った。

 

この本はぺらぺらなんだけど、内容は様々考えさせられる本だと思う。小人とネズミの物語。僕はこの本を読んで初めに思い出したのはジャニーさんだった。ジャニーさんはきっとずっと少年たちに同じような物語を聞かせて、YouがCanできるなだDoしちゃいなよって言ったんだと思う。Doしないとその先につながらないからね。同じようなことがすでに分かっていたんだと思う。あいにくジャニーさんの好物はステーキだったらしいので、僕とおんなじでこの本を読んだかどうかはわからない。

 

ジャニーさんの気持ちが少しだけわかる、たぶんそんな物語。