シン・春夏冬広場

楽しいことになんでもやっていこうっておもってますぜ。

男の子だってキラキラしたい

女の子はいつもキラキラしている。みんながみんなそうではないが、近くを通るとなんだかいいにおいがするし、髪だってさらさらしている。それに対して、僕はというとキラキラしているのはおでこの脂と汗だけで、場末のスナックのような香りが漂っているし、野暮ったい変わり映えのしない服を着こなしている。どちらかというとじめじめしている。服の種類も豊富で、安くっていろんなタイプのスカートやパンツがある。僕はあまりファッションに詳しくはないのだが、スカートの種類だけでもいっぱいある。星の数と欲望の数だけあるんだろう。なにより、たまにデパートなどに行ったときに、婦人服専用の階層があり、バックや靴は別の階層だったりする。下着だってかわいい刺繡のやつとかむれないやつとかなんだかいろいろ出ている。じろじろ見るわけにはいかないので、そっと眺める程度だが、うらやましいなって思う。僕だってキラキラした服きたり、下着をつけたりしたい。

 

男性はというと、紳士服があるじゃないかと人は言う。しかし、男性のフロアは大抵1階層だけで、そこにスーツやら普段着やらすべてが詰め込まれている。下着もどっかの服の売り場にパンツがぷらりと垂れ下がっているのみである。女性ほど種類は少ない。変わり映えするとしたら、生地と柄くらいなもので、女性のようにフリフリがついていたり、刺繍が入っているものだったりは非常に少ない。かつて刺しゅう入りのズボンをはこうとしたのだが、そういったズボンはシュッとしたかっこいいタイプの男性のためのものであって、僕のような薔薇族の表紙のようなガチムチタイプの男の子がはけるサイズはないのだそうな。

 

服のデザインというのは形状、生地、柄が合わさって1つの作品だと考えているが、なぜか男性のデザインは生地、柄に限られている。そしてあるとしたらジャケットくらいなのだが、これがまた高い。それに、種類も少なくおっさんくさい。おっさんなんだけど、きゃぴきゃぴした落ち着きのないタイプのおっさんである僕としては、キラキラ系が欲しい。似合う似合わないじゃないんだ。僕がそれを着たいのである。僕の体格だとヒップホッパーが着るような威圧感のある服装だったり、ロックンローラーが着るような革の服装だったりがいいのだろう。スカジャンなんかもいいのかもしれない。でも、僕はかわいいは正義だと考えているので、かわいい服が欲しい。アキバの人みたいな女子の顔が前面にプリントされているものではない。もっと男性があそびごころをくすぐられるようなそんなデザインが欲しい。

 

かつてバーバリーのピンクでファスナーがいっぱいついたシャツが売られていた。これが非常にかわいくてすぐに買いたかったんだが、僕の体格では入らなかった。くっそぅ。僕だってかわいい服が着たいんだぞう。もっと女子女子の逆で男子男子したかわいい系の服を所望する。だけれども、シュッとしたタイプの人だけではなくってぽっちゃりとかガチムチが着こなせるような服があるといいなぁ。5000円~8000円くらいで長く使えるといいけど、流行ってくれてもっと安くなるならそれに越したことはない。

 

ぼくだって、キラキラ系男子にあこがれている。

 

まった今度をおっ楽しみに~。ばぁい。