シン・春夏冬広場

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【書評】地震や災害に備えてみんなの防災ハンドブックを読もう

 

 

地震や災害が増えてきている。前回は自衛隊の対策内容の書評を行った。今回は実際に被害にあわれた人の声を集めた同じブロガーの人が書いたものだ。やはり対処に当たっている人と実際に自治体などの情報をもとに活動している人では観点が異なる。みんなの防災ハンドブックは実際に被害にあった情報をもとに対処法や利用できる制度を4コマ形式で記載しているので、わかりやすい。

 

この情報が役に立ちそうだというものをいくつか紹介したい。まずは災害用伝言ダイヤルで、171から始まって、ガイダンスに従って進める。被災した状況だと、電話がつながりにくい。そうしたときに伝言を残せるというものだ。

 

また3角連絡法というのも初めて知った。これは実際に被災した地域ごとでは連絡がつながりにくいが、被災した地域とそうでない地域は連絡が取れるというものだ。被災地同士の連絡を中継地点を設けて別々に伝言するという方法があるようだ。

 

ツイッターに#救助と記載してツイートすると、実際に救援が要請されるというのも便利だ。被災地においてLINE、Facebookツイッターは利用できていた割合が高かった。そのためSNSを利用した救援要請が可能であると知ることが出来たのは僥倖だ。

 

確かに自衛隊の防災BOOKと被る内容もあるため、防災の基本というものが共通のものとしてあるのは間違いない。特にハザードマップや避難指示方法、避難場所などにかんする情報の確認、各種備えや備蓄、風呂の水をためておくという内容はいろはのいの部分なのだろう。それだけ重要な内容でもある。

 

しかしながら一方で、レジ袋とタオルで作れる赤ちゃんの緊急用のおしめの作り方などは、実際に被災したり、被災した人が後から考えたものだと推測されるが、実際に生きる情報を入手できたことは心強い。

 

そのほかにも非常に便利な情報などが詰まっているため、ぜひとも読んで災害に備えていきたいと考えている。最近ではやはり首都直下地震南海トラフ巨大地震、富士山の噴火、ゲリラ豪雨による洪水など多くの自然災害が予見されている。こうした予見というのは外れる可能性が高いが、一方で東日本大震災の影響で、地震の頻度が高まったようにも感じられるため備えておいて損はないだろう。

 

 

まった今度をおっ楽しみに~。ばぁい。