シン・春夏冬広場

楽しいことになんでもやっていこうっておもってますぜ。

ドキンちゃんへの想いを綴ってみたい

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ドキンちゃんはかわいい。彼女ほど愛らしい存在は、アンパンマンの中ではコキンちゃんくらいだろう。コキンちゃんは彼女の妹分であり、キャラ的にはかぶっている。つまりドキンちゃんはコキンちゃんの上位補完なわけだ。つまりドキンちゃんこそ至高なのである。愛らしい赤い体に、大きな瞳、そして天真爛漫な雰囲気。かといってサバサバしていて、さっぱりした女性なのだ。彼女はわかりやすい。わかりやすい女性は男性には魅力的に映るのである。

 

彼女は恋してる。恋する乙女は美しいというが、ドキンちゃんの魅力を引き立てているのは恋なのだ。ドキンちゃんの想い人は有名だ。イースト菌くさい食パン野郎だ。バイキンとパンの並々ならぬ恋なのだ。とはいえ、片思いだ。醸す相手を好きになってしまったのだ。王族と庶民の恋ならぬ、捕食者と獲物の恋なのだ。ズートピアのようだ。ビーターズのようだといってもいい。それは叶わぬ恋なのだ。存在するだけで、相手を死に至らしめるそんな禁断の恋なのだ。

 

愛で人を殺せるなら、憎しみで人を救えもしよう。

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ドキンちゃんのモデルはスカーレット・オハラだ。その美しい容貌はドキンちゃんにも受け継がれている。永遠にあせぬ美しさ。それがドキンちゃんなのである。彼女は敵であり、味方だ。峰不二子のような立ち位置である。つまり、魔性の女なのだ。敵であるパンたちの味方をしたかと思えば、バイキンの王を慰めたりもする。アンパンの暴力に屈することない不屈の精神を持っている。作戦を考えたり、宇宙船を操縦したりといった知性を持った女性である。

 

彼女はアンパンマンのメインヒロインだ。けっしてバターの妖精ではない。チーズでもない。彼女こそがアンパンマンのメインヒロインなのである。決して叶わぬ恋をいだき、明るく健気に振る舞う彼女をみると、ホロリとする。

 

ホラーマンは見る目がある。彼の目は空洞だが、節穴ではない。骨はスカスカだが、骨のある男だ。骨だけに。常にバラバラになっている彼だが、健気にもドキンちゃんを思う彼を見ると勇気が出る。彼の健気にもドキンちゃんを思う姿勢に、感銘を受ける。彼は一途だ。どんなにドキンちゃんに冷たくされようと、その想いを諦めたりしない。ドキンちゃんは高嶺だ。ホラーマンは骨である。彼は肉がないため腐らない。ドキンちゃんと対等な関係を築け、彼女を幸せにできるのはホラーマン以外にいないのである。ドキンちゃんはそのことに気づかない。いつかホラーマンの願いをドキンちゃんが受け取ってあげることを願う。彼の想いは風化しないだろう。風化するものがすでにないから。

 

ドキンちゃんは素晴らしいヒロインだ。スカーレット・オハラがモデルなのもうなずける。彼女は魔性だ。僕はずっとドキンちゃんにメロメロである。メロンパンナのメロメロパンチなのである。

 

まった今度をおっ楽しみに~。ばぁい。