シン・春夏冬広場

楽しいことになんでもやっていこうっておもってますぜ。

夏休みの儀式ができない話

連休前に楽しみがあった。それは宇都宮の夜の街をうろつき、定番の店から新しい店を酔いどれ酔いどれ練り歩き、あっちにふらふら、こっちにふらふら。べろべろになりながら飲み歩くのだ。これはとっても楽しい僕の連休前の楽しみだった。僕は切り替えがへたくそなので、何かイベントを発生しないとやすみという気分にならない。ヤスミニウムというホルモンがあれば、その第一発見者は僕になるに違いない。

 

連休前の儀式というと、ある程度仕事を早めに切り上げて、連休明けに何をやろうかということを自分にメールした後で、そろそろ帰ろうかなと気分を盛り上げる。どこに行くかを昼休みに考えて、そわそわそわそわ。定時になったら、いそいで荷物をまとめて車に乗り込む。まずは映画館に直行する。なんの映画を見るかは事前には調べない。気分に応じて、今日はこれを見ようとねらい打つ。ぽっぷこーんはもちろんキャラメルと塩バターのハーフだ。コーラはLサイズでお願いする。

 

座席は通路近くの前の列に陣取る。僕はトイレが近い。トイレには開始直前に向かう。ワクワクしながら待って、あたりがゆっくりと暗くなる。カメラ型の怪人と、ランプ型の追いかけっこを見ながら、気分を盛り上げていく。より一層暗くなる。映画が始まるのだ。映画を見終わると、今度は街へと繰り出していく。まずは東口。

 

東口はちょっと治安が悪いけど、すし屋が多い。海鮮系をまずは攻める。気分によっては中華なんかもいい。エスニック系も多いのが特徴だ。それからほろ酔い気分で次は焼き鳥だ。オリオン通りにいってかんちゃんに行ってもいいし、呑鳥でやきとりを食べてもいい。2件目は肉がいいので、お腹の好き具合によっては馬肉系を責める。最近は馬肉を提供する店も増えてきている。

 

オリオン通りであれば、屋台横丁のてんぷらやなんか最高だ。焼肉でもいい。屋台横丁は非常に実力のある店がひしめいている。かんちゃんなんかはこの屋台横丁出身だ。多くの店がこのエリアで成長し、そして店舗を持ったりする。このエリアで再び楽しんだ後で、最後は締めだ。締めといえばラーメン。資本系というのだろうか。オリオン餃子なんかは遅くまでやっている。それ以外では屋台村という東口にあるエリアがいい。竜王という店が4時までやっている。こんな感じでふらふらふらふら。ちょこっとずつ食べながら、酒はたらふく飲む。よいどれふらふらになったなら、気分は最高絶好調。僕の気持ちはここにきてようやく夏休み。

 

でも最近はそんなことがしばしばできずにいる。焼肉だって食べたいし、酒だって飲みたい。ラーメンが食べたい。あぶらぎっとぎとの濃厚とんこつ醤油。不思議と飲んだ時にG系ラーメンを食べたくはならない。酒でべろべろになって、将来の嫌なことを忘れて、全部酒に流す。そんな儀式を通さないと僕は休みという気分にならないのだ。だから僕はいまでも仕事に気持ちがとらわれ続けている。

 

またね!

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