シン・春夏冬広場

楽しいことになんでもやっていこうっておもってますぜ。

人に偉そうなことを言ったときに限って失敗する

謙虚に生きることは大切だ。

 

この言葉をはじめに言ったのは誰だかわからないが、この言葉は日本人の多くの人が心の奥底に持っている考え方だろう。少なくとも僕の心の根底には常に謙虚にいること、誠実にいることが大切であると考えている。

 

人は感情が大きくなることがある。誰だってそうだろう。自信が出てきたとき、腹が立った時ついつい大きなことを言ってしまう。怒ってしまう。偉そうなことを言ってしまう。まぁ僕なんだけど。人とか万人に共通することのようにいってるけど、しごく個人的なことだ。

 

そんな時はたいてい打ちのめされるようなことが、後で起こるというのが相場で決まっている。不思議とお釈迦様が空から見ていて、こいつ偉そうなこと言ってんなそりゃ天罰覿面【むずかしい漢字だな てんばつてきめん と読む】びかびかびか~!!!と言わんばかりに大失敗をしたり、あいつこんな偉そうなこと言ってたくせにこんなこともできないのかよってばかりの出来事が起きたりする。まじかよって。

 

そういったことって意識するとちょくちょく起こっていることがわかる。僕に能力がないとか、焦りやすいとか、おっちょこちょい【久しぶりに使った】というのもあるが、偉そうなことを言ったときに限って起きるというより、常に何かしら失敗をしていて、偉そうなことを言った時がかぶっていたりするのだろう。常に何かしら失敗しているというのがミソだ。成功しているのはほんの一握りで、ほとんど失敗している。

 

じゃあ偉そうなことを言っていて、失敗すると何が問題なんだろうか。恥ずかしいというのもある。じゃあなんで恥ずかしいんだろうか。常識的に考えてこれできなきゃダメでしょっていったあとで、その常識を覆す失敗を自身がやらかした場合、ダメージは2倍だ。自身へのダメージなんだろうけど、自身のダメージ以外も含めないと勘定があわない。恥じるという行為は他人がどう受け止めるかを想像して、恥ずかしいと感じるわけだから、他人から評価が下がったことへの失望なんだ。そのダメージを勘定に加えると、自身の失敗と、他人からの評価の失墜という2つが合わさってダメージが2倍になる。単純明快、明朗会計。

 

これは挑戦するなと言っているわけではない。挑戦者であったとしても、どんな成功を収めていたとしても、新しいことや普通のことを行うときには常に失敗が伴う。機械でないのだから、計算も間違えるし、子供の洋服を専用洗剤で洗い忘れるし、ごみだって出し忘れる。だからどんなに順風満帆でも、大成功を収めたとしても常に人から学ぶ姿勢を持って、人のいうことを良く聞いて【僕は一生懸命メモを取りながら話を聞いてるんだけどよく話聞いてないでしょって怒られる。僕の頭の中で僕の常識や行動と照らし合わせて勝手な解釈を加えて自分の考えに変換しているせいで、人の望んだ結果通りに動いてないことで生じている。わかっちゃいるけどなかなか戻せない】、偏見なく意見を聞く姿勢であるべきだ。

 

勝って兜の緒を締めよとなかなかいいことを昔の人は言っているが、その通りだ。だいたい偉そうなことをいう人は人のいうことを聞かないし、聞く意味がないと考えている。それではその人はそれ以上の成長はない。今ある自分、昨日の自分、未来の自分を少しでも成長させるには謙虚であり、誠実である必要がある。

 

またね!

https://cdn.user.blog.st-hatena.com/default_entry_og_image/156690774/162143756123927