シン・春夏冬広場

楽しいことになんでもやっていこうっておもってますぜ。

結果的にだが毎日更新の呪縛から解放された


ブログの更新ができなかった。

 

仕事が忙しくなってきたのもあり、連日夜遅くまで仕事をしていた。こうした忙しい状況が続き、プライベートなものができないというのが嫌だったというのはあるが、一方で仕事があり誰かしらに必要とされる状況というのは喜ばしいことでもある。プライベートが充実しないと結局わかってきたのは外部の人との交流がもてないということであり、手元に何も残らないということでもある。そうした状況に気づかされたため、僕は会社組織の中でしか生きられないということに憤りを感じ、ブログを始めたということでもある。色んな感情が渦巻きながら、ブログをはじめていたのだった。

 

一方で誰かに必要とされたくて、ようは構ってほしくてブログを始めたということもある。そのため仕事が忙しくなると僕の中では満足感がある程度出てくるわけだ。だから、ブログが更新できなくてもいいよねってなるわけだ。脳漿炸裂ガールなへろへろもへじな頭の状態では、なかなか文字が書けない。文字を読むことすらままならなくなる。漫画やゲームはできたりするのに、文字が読めなくなったり、ましてや文字が書けなくなるのは不思議なのだが、一般的な反応なのだろう。

 

ブログが更新できなかった。僕は2つの呪いに侵されていた。それは以前取り上げたことでもあるのだけれど、1つは誰かに迎合するような文章を書き続けていたことだ。しかし、誰かに迎合したところで、読者が増えるわけではなかった。それならば、自分の好きなように好きなことを書いた方が、結果的に読者が増えてくるかもしれないぞって考えを改めたわけだ。会社でも誰かに気を使い、社会でも誰かに気を使い、家でも誰かに気を使っている中で、それじゃあ本当の僕はいったいどこに存在しているのかと考えるようになったためだ。

 

www.akinaihiroba.com

 

呪いはもう1つあった。それにはうすうす気づいていた。それはブログの更新周期である。よくいろいろな本で取り上げられているのだが、ブログは毎日更新しなさいよというのがある。しかしながら、ブログで飯を食っているわけではない僕としては、なかなか毎日更新すること自体は重荷であった。それでもこれまでずっと更新し続けていた実績があったため、やめるにやめられなかったということでもある。

 

毎日更新することの大切さは理解できる。これだけ数多くブログがある中で、自分の記事というのはある程度のクオリティを保ちつつ、ほかに埋もれないようにするということで、それにはまず毎日更新して、書き続けられるようにすることが大切だよねっていうことなんだろう。

 

だが気を付けるべきはクオリティの方だ。毎日更新するというのはネタや書きたいことが思いつかなくとも記事を書き続けることになる。それははっきりいって自分と読者への裏切りに近い。やりたいことをやっているはずなのに、つまらなくなってしまう。いつの間にか仕事になってしまっているのである。

 

僕の個人的な考えだが、仕事というのは誰かが嫌なことをすることだ。誰かができないことをやらないと仕事にならない。誰かができないから、それをやることでお金がもらえるのである。つまり、どうでもいいごみのようなことを書き続けることは、読者にとってなんの役にも立たないのである。僕は毎日更新することで、結果として読者を裏切り続けていたのである。わかってはいた。わかってはいたのだが、やめられなかったというのが本音だ。そして自分がやりたいことでもないわけで、自分の中にあるおおいなる矛盾に気づいていながら、やめられない状況が続いていた。それが最後の呪いの正体だ。

 

僕はブログを更新できなかった。そのことで、僕は毎日更新しなければならないという呪いからついに解放された。結果として開放されただけで、自分から何かアクションをとって解放されたわけではない。しかしながら、問題というのは時間が解決することもあるので、僕の場合は勝手に助かっただけというのが本当のところなのだろう。なんでこれからもちょくちょく更新できないことになると思いますが、お付き合いいただけると幸いでございます。

 

まった今度をおっ楽しみに~。ばぁい。