サイゼリヤの炎上が止まらない。なぜサイゼリヤに火がついて、ここまでの大炎になってしまったのか。僕らはいつだって、総意に見せかけた個人の意見しか書けないのだが、見解を述べていきたい。
安上がりな女が男性にとっての理想から始まった
サイゼリヤで喜ぶ彼女というタイトルで、出された絵がなぜか炎上することから今回の騒動が広がりを見せているように思う。しかしながら、これまでもたびたび同様な騒動は起きていたようだ。
サイゼリヤそのものは確かに安いが、クオリティが悪いわけでもないため、サイゼリヤそのものが悪いというわけではないのだろう。
胸チラと安上がりな女がかけ合わさって、男性に媚びを売る女性が世の中に受け入れられるその図式そのものが気に食わないという考えなのだろう。それがたびたび炎上を見せている巨乳騒動や、温泉娘騒動と同じように男性社会の理想に食いつぶされる女性像を彷彿とさせたと考える。
SDG’sで語られているように、女性の権利はこれまでもたびたび迫害を受けてきた。女性に限らず性的マイノリティがということだが。そうした不平等をなくすということが一種の過剰反応となって、引き金になったと考えられる。性的マイノリティへの不平等がずっと以前から生じていたことは僕のブログの中でも紹介してきた。
だが正直当事者でない一般人の僕からしたら、なぜたびたびこういった騒動が生じて、その火の粉が僕と同じような一般人へ飛び火するようになったのだろうか。いやそもそも一般人の多くの人が当事者意識がないことそのものが気に入らないということなのだろうか。社会的な達成しなければいけない目標ということに対して、我々全員が参加者ということになる。確かにどこかで意見を述べたり、大きな会議に参加しているわけではないから、どこか当事者意識が薄いが、牽引している人たちはそんな日和見な僕らの意識が薄いことが歯がゆいのではないだろうか。
論点の相違
もともとの論点としてはモテる人、モテない人の違いとしてデートに初手としてサイゼリヤや吉野家を選ぶのはモテるモテないから端を発しているが、今回の騒動の論点は性的マイノリティへの権利の要否が入ってきているため、そもそもの論点の相違がある。こうしたものがごちゃまぜになって、互いの主義主張をぶつけ合っているからおかしな騒動に発展していっている。そもそも互いに論点が違うのに一方通行に近いコミュニケーションを繰り返しているからおかしなことになる。そう考えられる。
目に見えた衝突が発生する社会の動きは正常
記憶に新しいのが、香港が中国への併合に対して、反発した香港の人々による警察との衝突が発生した。この時やはりネット上では関連の言葉に対して、たびたび炎上が発生していたように思う。日本においてもかつては学生運動が生じており、現行体制への批判や不満をぶつける場として、これまでは物理的な衝突が発生していたが、現在ではネットが主な舞台となっていると想像できる。
衝突が発生するというのはある意味プロパガンダになる。その衝突していることそのものが報道され、なぜ武力闘争が発生しているのかを知るきっかけになる。それと同時に共感する人からの支援が発生したり、我こそはという人が集まるのだろう。
今回の騒動は武力衝突こそ発生していないが、長年続く問題ではある。そのため僕らの大半は知らないところで衝突を繰り返している結果として、その火の粉が飛んできていると考えられる。舞台がネットに移ってきていることから、エゴサーチではないが、そういった性的マイノリティへの過剰反応が発生していることはある意味ただしい反応かもしれない。誰かの理想とする社会へと近づいていることだろう。
最後に
僕は当事者意識があまり高くないが、今回の騒動としては男性に媚びを売る女性が世の中に受け入れられるその図式そのものが気に食わないというものが炎上のきっかけであり、それはそもそも性的マイノリティへの権利を主張している人たちからしてみれば、一般人の多くの人が当事者意識がないことそのものが気に入らないということだと考えられる。なぜならば、守ろうとしている人たちに後ろから刺されたような感覚に陥るからだろう。モテるとかモテないとかそういったことではなく、いまの世の中の動きとして性的マイノリティへの権利と男性中心社会への反発が浸透していないことへのいら立ちではないだろうか。
そして今回の騒動としては論点が互いに異なっているように感じる。モテる/モテない人の初手としてサイゼリヤを選択するか否かと性的マイノリティへの権利回復との間で摩擦が発生しているように思う。
あくまでも個人的な意見なんで、参考程度に。
まった今度をおっ楽しみに～。ばぁい。
