シン・春夏冬広場

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【子育てマンガ】赤ちゃんの未知との遭遇を振り返る 生後0ヶ月ごろ

 

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過去に赤ちゃんが生まれたときのことをつづっていた。これはそんな思い出の彼が誕生してから、おうちに来るまでの話である。現実の彼はすでに4か月になった。彼はいまやすくすくと成長し、日々いろんな出来事が起こる。そんな毎日を送っていると、彼との初めの出会いはどんどん忘れ去られてしまう。彼が来た時の思い出をつづっておきたい。

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月ノ下はコロナの影響で、彼の誕生を見届けることが出来なかった。誕生まではやきもきしながら、家で待機し、彼の誕生の一報を待ち続けていた。前日は奥さんからの連絡がなく、もしかして何かあったのではないかと病院に連絡してしまったくらいやきもきしていた。彼が生まれた報告をもらった時は夕方で、ちょうど晩御飯の準備をしようとしていた時だった。すでにだいぶ前に生まれたようなのだが、やはりその場にいないと誕生の情報は遅くなったようだ。誕生したばかりの彼はしわくちゃで、おっさんのようないでたちだった。心地よかった母親の体内から刺激的な外の世界に出てきて、けげんな表情をしていた。顔は僕そっくりで、恐ろしいくらい我が子なのだなとなんだか不思議な気持ちになった。保育器が小さかったため、彼が非常に大きく見えた。赤ちゃんというのは意外と大きいものなのだなと感じたのだ。2900g~3000gくらいだった。

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1週間ほどして、退院となり、いそいそと準備をしながら、彼と奥さんを迎えに行った。待ち遠しかった。初めての対面。彼はびっくりするくらい小さかった。え!?こんなにちいせぇの?って思わず言ってしまった。それくらい小さかった。写真でみるより、実物は本当に小さい。怖いくらい小さかった。すぐにでも失われてしまいそうなくらい、彼の小さな命にびっくりしていた。本当にこれで生きているのかと不思議な感覚になるくらい、ほんとうにほんとうに小さかった。月ノ下の手と比べても、むちゃくちゃ小さいのに、きちんと爪が生えていて、こんなに小さいのに、生きるために必要なすべてのものが、彼の体には備わっているんだなぁと妙に納得してしまった。そのくらい彼の小さい手に生えているちんまい爪に妙に感動していたのを覚えている。

 

生まれたときとは違い、彼のお肌はぷりぷりになっていた。それでも4か月後の彼とはまた違った非常に柔らかいほっぺだった。肌に張りが生まれ、すやすやと寝ている彼を見て思わずほおずりをしてしまったのを覚えている。首がまったく座っていなかったので、ぐにゃぐにゃしていて、本当に怖かった。落としてしまわないように、ぎゅっと抱え込むように、抱いた。それくらい彼を失うかもしれない状況が怖かったし、両手から零れ落ちてしまいそうなくらい儚い存在だった。

 

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家について、彼は寝てしまっていた。生まれたばかりの頃は、寝ているか、泣いているか、ミルクを飲んでいるかしか行っていなかったように思う。初めて来た日のこと、彼をベビーベッドに寝かせて、しばらくして、明日になったら本当はまだ生まれていなくて、消えているんじゃないかって、妙に不安な気持ちになっていたのを覚えている。そのため、少ししては彼を眺めに行き、起こさないようにそっと柱の陰からなんどもなんども見つめていた。翌朝起きたときも、彼はいるのだろうかと覗きに行った。彼はすやすやと寝ていた。彼は本当にこの世に生まれてきたのだ。本当に、すごいことが起きた。

 

まった今度をおっ楽しみに~。ばぁい。