宇都宮のロックンロールなかっこいい店舗でめちゃくちゃ美味しいパンなんだが、こんなに安くていいのかい？　ジョイ

僕はパンが好きだ。シンプルに小麦の味、柔らかさ、香りを感じられるパンが好きだ。芳醇な小麦の味、甘み、香りが感じられるように焼き加減などを調整したり、ふわふわ感を出したりするパンが好きです。おかずパン、菓子パンも好きだ。カレーパンが好きだし、アンパンも好きだ。だがやはりパンなので、パンそのものの旨さが引き出されつつ、おかずの味も楽しめるというのがいいと思う。これがやっぱりパンとしての完成度だと思っています。まぁ小難しいことを考えず、食べてから感じろという意気込みですが。

非常に難しい、繊細な作業なのではないかと個人的には考えています。なぜならおかずとしての出来が悪かったりしてもいけないのですが、あくまでもパンなのでパンを殺してもいけない。つまりおかずがメインだとパンとしてはいけないのでは？と思ってしまうのです。たまにありますよね？おかずがめちゃくちゃうまいんだけどパンがボソボソで糞不味いパンって。

うん。考えすぎ。おかずがうまくてもうまけりゃなんでもいいと思うこともあります。ごめんなさい。ただ、全体の完成度としてはおかずのレベルが上ってしまえば、パンの完成度も高くないとだめかなって思います。難しいことに小高級な小麦を使えばいいという単純な問題ではなくて、食材に合う小麦を選択する必要があることです。全体としての完成度なので、合わせる具材やソースの加減によって、使うパンを選択肢なければならない。そういった非常に難しいそして、繊細な試行錯誤の必要な作業なのでは無いだろうかって考えています。うん。あんまり評論するのも良くないよね。自分でつくっているわけじゃないから。

幼い昔の頃、パン屋さんってなんだかすごい特別な職業って感じがしていました。あんなにいい香りがある美味しいものをつくっている人たちは特別すごい人に違いないって。街なかにあるひっそりとたたずむパン屋さんが好きだったりします。商店街にあるパン屋さんには行きますし、ケーキ屋さんだって立ち寄ります。

ジョイを見つけたのは最近になってのことでした。衝撃的でした。え？確かに商店街の店舗はこの値段でやっていることは多いよ？でも味に対して、値段が釣り合ってないんじゃないって。そんなふうに思ったのが、最初の出会いです。確かにペニー・レインのような高級な味のパン屋さんではありませんが、商店街のパン屋さんでもありません。そのレベルと比べては失礼なほどうまいです。レベルとしてはかなり高い感じのお店ではないかなぁって個人的には思います。そんなベーカリージョイをご紹介したいというお話が今回の趣旨なのです。ちょっとぐらい高くなっても僕は行きますよ？

ジョイ

ジョイはひと目見た感じではパン屋さんという感じではありません。一軒家という印象ですね。ベーカリージョイと書かれていなければ、パン屋さんだと気づく方は少ないのではって思います。それぐらい目立つ建物なのですが、パン屋さんには見えない建物でもあります。

店内の様子としてはロックンロールが好きなのか、その手のものが陳列されています。きっとエルビス・プレスリーが好きなのですね。非常にロックンロールを押しているように思います。ロックなパンってなんだろうって思いますね。

これですよ。みなさん。これなんですよ。私はこのパンが強烈に好きです。ジョイのパンプキンツイスト。このパンを食べるためにこのお店に来ています。このパンが買えなかったら、ジョイに来た意味がありません。そのくらい私が好きなパンですし、このパン安すぎるんじゃねって思っているパンです。絶対手に入れたいパンです。よく考えたら2個買って帰ればよかった。でも他の人にも知ってほしい味でもあるので、独占はいけませんよね。うん。そうに違いない。