宇都宮にはバリスタグループがある。バリスタグループは飲食店をいろいろ経営しており、HIBARI、バリサイカフェ、バリロンなど動物にちなんだ名前が多い。バリサイはサイであり、バリロンは龍だ。ほかの店舗も紹介していきたい。
しかしながら、今回は東口にある東のHIBARIを紹介したい。HIBARIはたびたび伺っており、鶏そばながら、あっさりしており、非常にうまい。定期的に食べたくなる味。その魅力がHIBARIにはある。
東のHIBARI
店舗は非常に明るく、おしゃれで、女性が入りやすい雰囲気を醸し出している。およそラーメン屋とは思えないたたずまいは西口のHIBARIと変わらない。HIBARIは総じて女性が店員であることが多く、そのかいあってか女性の客も多い。ターゲットは女性なのだ。
店内はあまり広くはなかったが、カウンターとテーブル席がある。明るく小料理屋のようなこぎれいさがあり、明るくギトギトした雰囲気はない。女性客がテーブル席に座っており、相変わらず女性から支持を集めている。
メニューは特に西口と変わらないが、ゴマかんぱちやトロタクなど西口には存在しないサイドメニューがある。いつもと同じ味に加えて、新しい味にも挑戦できるというのは非常に良い。唐揚げも新しいものがあるようだが、HIBARIの唐揚げでうまいものはチキン南蛮だ。これ以外にない。
鶏そばとトロタク丼、それにチキン南蛮を注文した。もりもりだ。食べすぎともいえるが、それほどまで伺う機会があるわけではない。できるだけその時味わえる最大を味わいたいと考えるのは傲慢だろうか。いや傲慢ではない。
ひばりのラーメンはうまい。濃厚な味わいであるが、さっぱりとしている。ここが豚骨と鶏そばの違いだろう。鶏そばの方が上品な味わいがある。麺は細麺で、しこしこしており、とても食べやすい。
チャーシューは低温調理されており、非常に柔らかい。柔らかいチャーシューがはやっている。くにゅくにゅと柔らかく、簡単にかみきることが出来る。かみきったとたんに口の中に脂が広がり、多幸感に包まれる。
ひばりの鶏そばに岩ノリが使われている。この岩ノリが非常にうまく、鶏そばの濃厚な味わいにコクと深みを与えている。香ばしいノリの味わいがアクセントになっている。
トロタク丼はなかなかラーメン屋では味わったことがなかったが、これはこれで乙だな。生魚を食べながら、ラーメンを食べるというのは贅沢だ。わさびのツンとしたうまさもいい。
そして最強チキン南蛮だ。岩ノリが使われている。甘酸っぱいたれとさっくりジューシーな唐揚げ。そして濃厚な岩ノリとマヨネーズの味わいが最高だ。このチキン南蛮だけはHIBARIに来たら外すことが出来ない。
それでは煮卵を食べよう。プリっととろっと中身が出てくる。卵の濃厚な味わいとつけダレのコクがうまい。
しなちくは太めにカットされている。こりこりとした食感を楽しむことができ、また味が最高にうまい。あぁ今俺ラーメン食っているという感覚に陥る。
さてお楽しみのゆずにて味変だ。これがまたいい。ゆずの柑橘系のさっぱりとした酸味がラーメンにキレを生み出し、濃厚なだけでなく、口の中をすっきりとさせる。メリハリのある味わいに変化する。
HIBARIのラーメンはやはりうまい。最後の最後まで食べきることが出来るし、何よりスープまで飲み干しそうな勢いだ。
ぜひ訪れてみてください。
バリスタグループ記事
行き方

まった今度をおっ楽しみに~。ばぁい。