シン・春夏冬広場

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宇都宮のここだけは外せない上品なあんこの和菓子店 高林堂

栃木に移り住むまで、専門店で和菓子って買ったことがありませんでした。高級ようかんをもらって食べたことがあったんです。激甘。確かに保存とか日持ちを考えるとしかたないと思うんだけど、やりすぎでしょって。だからあんまり好きじゃなかった。

 

宇都宮に住みだして、初めて高林堂の和菓子を食べたんです。こいつはすごい。僕のこれまでの和菓子人生を変えてしまった。ぜひ餃子だけじゃなくって、和菓子も食べて帰ってください。

 

乙女屋はこちら

www.akinaihiroba.com

 

高林堂

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高林堂は明治17年に創業した。宇都宮ではかなり老舗の和菓子屋だ。大正に生まれた乙女屋よりもだいぶ先輩である。にもかかわらず、伝統的な形にこだわっていない。

 

ご存知の方もいると思うが、かりんとうまんじゅう、通称かりまんは高林堂が元祖といわれている。まんじゅうをカリッと揚げた黒糖の皮が香ばしいまんじゅうだ。かなり斬新だと言える。セブンイレブンでも売られているかりんとうまんじゅうだが、栃木では光琳堂とコラボしてホットスナックとして売られていた時期があった。ほかの地域でも売られていたかもしれないが、会社帰りによく買っていた。あったかいかりまんはむちゃくちゃうまい。バカみたいにうまいので、毎日食べていた。それくらいうまい。セブンイレブンかりんとうまんじゅうは、トースターで温めて食べよう。明日からかりんとうまんじゅうしか食べられなくなるかもしれない。

 

そんな高林堂はほとんどの商品が夕方には売り切れるほど人気がある。僕も高林堂が近くにあれば必ず寄って帰るほどのファンだ。

 

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駅中に店をかまえている。宇都宮に寄った際には楽に立ち寄ることが出来る。あまり商品の値段が高くないのも特徴だ。

 

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いちご大福は270円、豆大福が130円だった。正直に言おう。僕は豆大福が嫌いだ。豆が不味い。伝統的な豆大福は塩漬けにした塩辛い豆と、あんこの美味さを楽しむものなんだと思う。しかし、この豆がいけない。パサパサしていて、臭い。赤えんどうで作るのが一般的なんだ。

 

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しかし、高林堂の豆大福は異なる。黒豆の甘露煮をまとわせている。この作り方は僕には斬新だった。そのかわり、餅は少しだけ塩気があり、あんこは甘さ控えめだ。ほんのりしか甘味がない。それだけのことなんだが、抜群に美味い。黒豆の香ばしい旨味が後を引き、いくらでも食べられる。あっという間に売り切れるので、見つけたら必ず3個以上は買うようにしている。

 

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栃木と言えば、イチゴだ。とちおとめ、スカイベリー、そして最近名前が決まったとちあいかだ。栃木は品種改良が得意なんだと思う。

 

そんないちごがしっかりと入ったいちご大福は食べずにはいられない。甘酸っぱい酸味と控えめな甘味のあんこが見事に一体となっていて、どちらも味を引き立てている。

 

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そして、かりまんだ。栃木限定だったのかも知れないが、冬場にセブンイレブンで温かいかりまんが売られており、こちらはやばかった。くちの中で儚く消えるカリカリの皮、甘さ控えめのあん、黒糖の優しい甘味と香ばしさが口いっぱいに広がる。

 

あぁ。これはダメだ。毎日食べた。太った。揚げてるからなと言い聞かせた。

 

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かりまんはさくらあんと普通のあんの2種類があった。どちらも非常に美味い。カリカリの皮と繊細なあんの味がたまらない。しかし、これをトースターで温めると凄まじい。おそらく翌日からはいつかりまんを買うかしか考えられなくなる。そりゃ売り切れるわ。

 

老舗の和菓子屋なんだが、非常に斬新な和菓子を意欲的に出してくる。かりまんも元々は経営危機から誕生したようだ。また新しい和菓子が生まれて来てくれると嬉しい。ぜひお試しを。

 

行き方
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住所:〒321-0965 栃木県宇都宮市川向町1−23 GRANDMARCHE 宇都宮パセオ 2階
営業時間:8時00分~21時00分
電話番号:028-650-7676

 

高林堂さんのホームページ

www.kourindo.jp

 

まった今度をおっ楽しみに~。ばぁい。