最近疲れが溜まっている。寝ても覚めても仕事の辛いことを思い出す。気分転換が必要だなとふとそんなことを思う。仕事を忘れなければならない。悩んでいても仕方が無いのではあるが、なかなか思い出して眠れない日々が続く。
疲れ果て、悩みはて、興奮し、眠れなくなる。頭ではわかっていてもなかなか実行に移せないものだ。強制的ななんらかの介入が必要な段階に差し掛かっているなとそんなことを思う。
脳が甘いものを欲していた。渇望に近い形ではあるが、疲れた時はやはり甘いものだと思う。どんな店がいいのだろうと各店舗の情報を収集する。
宇都宮の有名な洋菓子店といえばコボリにクイーンが有名だ。しかしながら、なにか新しい刺激が欲しかった。これまで食べたことのないような衝撃的な味わい。新しい甘味との出会いはそれだけで刺激的だが、うまいと更にうれしい。まるでこれまで見つかっていなかった財宝を発見したかのような嬉しさがある。やはり新しい味との出会いは財宝の探索に似ていると思う。それだけうまい店との出会いは難しいし、甘味ともなるとなおさらだと思う。
どうやら有名な洋菓子店としてメルシーという店があるらしい。最近店舗を移転し、新たな再開を図っているとのこと。これは行ってみねばなるまい。ということで、今回はラボワトワール メルシーさんをご紹介します。
メルシーさんのホームページ：こちら
コボリさんの紹介記事
クイーンの紹介記事
メルシー
メルシーさんは大きな通りから外れた田んぼの中にたたずむお店です。非常に美しい建物が目の間に突如として現れます。ある種なにか迷い込んでしまったかのような錯覚に陥ります。ただ、コッツウォルズはなんだかこんな感じだったような気がするなぁと考えていました。
うさぎがいる。しかもでかい！写真ではその大きさがあまりわからないかもしれません。流石にフレミッシュジャイアントよりは小さい気がしますが、かなりでかいです。
きゃわわんわん。きゃわいいっすね～～。財布の紐がゆるくなる。
そんな衝撃をよそに店内に入店します。内装は非常に明るく、温かいです。おしゃれな内装になっていてホッとしますね。
生菓子コーナーがあります。どれも色とりどりで美しい見た目です。しかし高いなぁ。結構値段としてははりますね。
かわっているのは焼き菓子コーナーがが用意されているところです。通常パッケージされているものを置いている場合が多いですが、陳列されていますね。珍しい形かなぁとは思います。焼き菓子のほうが若干値段は易しめですね。
チョコレートの量り売りを行っていました。ショコラティエがいるお店なのでしょうか。それならわざわざ雑然としたチョコレートをおかずに宝石のようなものでもいいような。しかし、とっつきにくくもあるか。色々考えているはずなので、ひとまず忘れます。
さてさて魅惑の宝石たちを購入しました。レモンサンドクッキーが280円、奥の完熟バナナケーキが550円、モンブランが700円、手前のタルトポムが230円です。うん。すっげぇ高いなぁ。なかなか強気の価格設定でした。モンブランは衝撃的ですね。
さて各種頂いていきます。完熟バナナケーキは結構変わっていますね。クリームかとおもいきやチーズケーキに近いかたちでさっぱりしています。それとは打って変わってケーキはバナナの濃厚な甘みが伝わってきます。下のタルト生地にはナッツがふんだんに使われていてバツグンにうまいですね。こりゃ550円だわ。非常に手が込んでいてうまいですね。
こだわりモンブランはすごい見たことのない形ですね。下面がメレンゲになっています。ふわふわシュワシュワしていて、これまでのモンブランとは違いますね。ベリーとクリームの層もアクセントになっていて非常に刺激的です。またモンブランクリームの部分も非常に甘味が抑えられていて素朴な味わいです。うまいですね。ただ、モンブランって山のことなので、形状はこれまでのものに寄せたほうが良いような。面白い味わいとの出会いで、少しは気が晴れました。
お近くにお立ち寄り際はぜひお試しを。
行き方
メルシーさんは鶴田の奥の方の砥上町という場所にあります。星宮神社といううなぎをご神体とした有名な神社の側です。鶴田の方は相対的に洋菓子店が多いですね。それだけ懐事情が温かいリッチな方々がいらっしゃるということでしょうか。
まった今度をおっ楽しみに～。ばぁい。
