担々麺が無性に食べたくなって、見つけたお店に突撃。場所がイマイチなところにあるけど、看板にあるメニューはどれもうまそう。そう言えば、担々麺が旨い店が近くにあると聞いていたが、この店なんではなかろうか。なんという神のめぐり合わせ。食欲の神様の名前は知らんけども、そのへんの神様に祈りをささげつつ、店内に入りました。
小閣樓【ショウカクロウ】

看板にあるメニューはずるい感じ。こんなにデカデカと出されたら、食べるしかなくなってくる。上海チキンがうまそうだったけど、量がむちゃくちゃあるのと、値段が結構高めなので、今回は担々麺だけいただくことにしまっせ。

店内はいかにも中華料理屋さんって感じのお店で、床は学校とかで使われている緑のやつじゃないっすか?適度な清潔感と微妙な古めかしさを醸し出しているお店です。窓際に酒を並べるのは中国では流行っていたりするんだろうか。結構お店で並べているところは多い気がする。メニューの値段表を調べておくのを忘れてしまいました。残念。

白ごま担々麺は美しい赤と緑、白が絵画のように皿のキャンバスの上に散りばめられている。中心にあるのはすった黒ごまで、見た目も香りも素晴らしい感じ。とっても担々麺している。

こちらが僕が頼んだやつで、なんていうかわんぱくな感じ。いかにもいっぱい食べる人用っていうラインナップで、温泉卵と半ライスがセットでお得とのことだったので、注文しちゃいました。オニオンフライとミンチ、ネギの汁なし担々麺です。汁は若干多め。理由は後ほど。

汁なし担々麺はせっかくなので、ぐちゃぐちゃ混ぜ合わせてずるずるすする。麺は中華系のお店ではやっぱりラーをしっかりしている細麺タイプ。多分刀削麺以外は全部このタイプの細麺じゃないかなって思う。伸ばしただけなんで、結構麺自体が長めだったりする。辛味が結構効いていて、フライの香ばしさも相まってむちゃくちゃ美味い。パンチの効いた味わいが口いっぱいに広がって、非常に満足感が高い。

水餃子だって注文しちゃう。だって中華系のお店なんだから、できれば水餃子を食べたほうがいいよね。だって向こうは焼餃子ってあんまり食べないらしいから、郷に入りては郷に従ったほうが、美味しいものにありつけるってもんです。ぷりぷりの見た目が素晴らしい感じ。生地がもちもちしていますよって自己主張しています。

中身は結構変わっていて、春巻きのよう。ミンチ、野菜、春雨、たけのこ、ネギが入っていて、あまり日本ではここまで多くの具材が入ってないんじゃないのかな。これでもかってくらいいろんな具材が入っていて、食感もこりこりしていて、面白い。つるつる食べられるので、あっという間になくなります。

汁なし担々麺の割に、汁が多いなって思っていたんですが、それもそのはず。この後ご飯を打ち込むので、そのご飯に汁をまとわせるために多めにいれてるんですねぇ。これは食いしん坊の気持ちをよくわかっている粋な計らいですね。

ぐんぐん混ぜ合わせ、ご飯と絡めてただきます。ご飯を入れてスープごと味わうとまた結構様変わりする。スープの中にある小エビとかが、非常に香ばしさや旨みを出していて、スープ単独だとなかなか味わえないけど、ご飯を入れることで残っている具材すべてを丁度いい塩加減で食べられます。ぜひお試しを。絶対今度は上海チキンを食べたい。
行き方

まった今度をおっ楽しみに~。ばぁい。