シン・春夏冬広場

楽しいことになんでもやっていこうっておもってますぜ。

子供を産んだら実家に帰るのがよい

まず初めに色んな事情を抱えている人々がいることを配慮する。無理強いしているわけじゃないってことを理解して欲しい。

 

親とうまくいってない、両親が他界またはいない人だっている。遠方にいる方だって大変だ。そういった人はどうか全てを自分だけでやり切ろうとしないで欲し。誰かしら頼れる人だったり、シッターさんだったり、友人を頼った方が良いと伝えたい。ただそれだけなのだ。これから父親になる人はよく嫁さん、両親、友人、知人と相談して欲しい。嫁さんを助けられるのはあなたしかいない家族を守るのはあなたの役割だ。自分にいい聞かせてもいる。

 

やはり子育てというのは舐めていた訳じゃないが、想像を絶するほど大変。ものすごく幸せだが、苦労もひとしおだ。

 

子供の夜泣きは凄まじい

僕らはひとまず2人でやれるだけやろうと頑張ってみた。僕は旦那なわけだが、まず在宅勤務を中心にした。オムツ替え、抱っこ、風呂に入れるのも頑張っていた。朝食は難しいが、昼食は麺類、夜は作ることで、料理を担当した。生ゴミ資源ごみ、風呂洗い、便所掃除も僕の担当だ。家事全般が僕の役割だ。そこに赤ちゃんの世話がいくつか入る。

 

嫁さんは産後の日だちの影響でほぼ動けなくなった痛くて仕方がないらしく、出血などもそう簡単には止まらない様だ。ホルモンバランスもかなり崩れているようで、いらいらしたり、ねむれなかったりしていた。しかしながら、やはり完璧なサポートができているわけではないので、しばしば動き回っていた。それが辛いようで悩みだった。

 

初日は赤ちゃんはぐっすり寝ていて、目を開けている方が珍しかったが、成長するにしたがってだんだんと夜泣きがひどくなった赤ちゃんは3時間おきに授乳が必要となるんだが、これがかなり厳しい。粉ミルクとお乳と併用していたんだが、粉ミルクは授乳できる量があらかじめ病院から指示されている。粉ミルクは消化に時間がかかるため、こまめにあげるのが難しい。しかし、赤ちゃんは腹がすいたと泣き喚く。あやしても興奮しっぱなしで、寝てくれない。この格闘が深夜に行われることがしばしばだった。

 

だんだんと声もでかくなり、オペラ歌手のような立派なビブラートで轟音を奏でる。非常に不快に感じてしまう音だ。初めはよく泣くようになって、立派だと感じていたが、なかなか辛くなってきた。そのため、できるだけ泣かないようにあやすのに時間をかけるようになった。他人の子供だと電車なんかで一緒になった際に、うわっ失敗したと思っていたんだが、自分の子供だとそこまで不快ではないのが不思議だ。一般的な子供のように大声で泣くことに、あぁちゃんと成長しているなって感心している。

 

父親は母親にはなれない

嫁さんは、仕事中や僕が寝ている時に赤ちゃんが泣くのをだいぶ気にしていた。完璧主義なのか、いろいろなことが出来ないことに辛さを覚えていた様だった。かなり気を使ってしまい、それがストレスとなって彼女をむしばんだ。ほとんど眠れないことも痛恨だ。

 

残念ながらどんなに頑張っても男性は母親の心境に達することが出来ない。物理的な話ではなく、一生懸命赤ちゃんのことを考えているつもりなんだが、どこか他人ごとになってしまう。母親のように懸命に赤ちゃんを守ることを1番にした生活スタイルに到達出来ない。生物的なことなのか、出産という試練が母親に進化させるのかわからない。僕がかわいいという他人全般と同じ反応をするのに対し、嫁さんは呼吸や泣くことで生きている事実にホッとするという。明確な心境のギャップが父親と母親には存在する

 

実家に帰って元気を取り戻す

ここ数日彼女とよく相談し、実家に帰ってもらった。初め彼女は難色をしめしていた。周りの反応を心配していたのだ。それくらい冷静に考える力を失っていたし、寝不足から頭がうまく回らない様だった。とにかく不安ばかり漏らしていた。

 

しかしその心配は杞憂に終わった。周りは彼女を攻めることなく受け入れ、彼女の要望通りに動いた。彼女が赤ちゃんに対してやることは増えたんだが、両親なので相談しやすい様だった。家事全般と洗濯はすべてやってもらえていた。これが僕の両親だと難しいだろう。わがままやお願いは遠慮しなくていいと言われても、なかなか言えないものだ。よく横になって休めるようになったようだった。

 

兄弟が居たのも良かった。彼女は家にいた頃は僕と赤ちゃんしかいない。つまり赤ちゃんのことから話が広がりにくい。

 

彼女の両親は赤ちゃんのこと、彼女の身体のこと、食事や洗濯などをサポートし、彼女の兄弟はとりとめのない、日常や遊びの話を彼女に提供した。自分1人でふさぎ込む状況から少しずつ脱却した。これが1番良かったと考えている。

 

やはり子供を産んだ直後は出来ることなら実家に帰った方が良いどうしても旦那だけだと全てをサポートしきるのは難しい。気もつかうだろう。ゆっくり休んで、動けるようになったらリフレッシュして遊んできて下さい。まだまだ先は長いし、大変なことがいっぱいある気がするので、今から消耗したらダウンしちゃうぜ。母親、父親は赤ちゃんにとっては1人ずつしかいないし、どちらが欠けてもなかなかに厳しいと思う。仕方がない場合もあると思うけどさ。その場合は無理しちゃだめだね。

 

 

 

まった今度をおっ楽しみに~。ばぁい。