ブログのネタは本当に悩む。自分が書きたいことを書くべきか、読み手に役立つ情報を提供すべきか。世の中的には後者を勧めるだろう。そしてSEO対策とは、Search engine optimization の略なので、読者になり得る人の検索意図を推定し、流行やマスボリュームをリサーチしながら、記事を書くべきだと言われている。
しかしだ、毎日更新すべきだとか、日に3記事投稿せよだとかアフィリエイトの本では言われていたりする。これは正直微妙なんではないだろうか。毎日更新するにしろ、そうそう人の役に立つ情報なんて思いつきはしない。よって多くの人にとってあんまり役に立たない記事だったり、中身がスカスカな記事を量産する羽目に陥る。まとめのまとめとか書いちゃいそうになる。それって人の記事をコピペするのと何が違うんだろうかと悩む。毎日更新という脅迫観念にかられ、なかなか思うように内容を考えている余裕もない。なんとか役に立つ情報、または誰もが読みたくなるような記事を書きたいのだが、そうそううまいネタは転がってないし、あったとしてもすでにやられている場合が多い。じれったい歯痒さがじくじくむしばむ。
自分がやりたいことでない限り長続きはしない。興味がないことほど、記事を書いていて気持ちが乗らないことが多い。やりたいし、読まれる記事を考える必要性はわかるんだが、色々考えると、考えすぎて頭でっかちになり、読者を置き去りにしたつまらない文章が出来上がる。マジで歯痒い。
悔しいことに、現在書いている記事の数々が自分の実力によって読まれているのか、はたまたコミュニケーションのいっかんとして読んでもらえているのかは、自分ではわからない。単純にブログの営業活動の結果として、読んでもらえている可能性が高い。しかしだ、結局自分がブログを書いている事実や、自分のサイトが存在していることを営業活動なしに、相手が知る機会は訪れない。よって営業活動が必要だという矛盾をはらむ結果となる。つまりほどほどに営業活動を行い、記事の質を上げるというまさに二兎を追うものになってしまう。何かを得るためには、ある程度取捨選択をする必要があると言う当たり前な至言を無視する羽目になる。
また、きっと誰かの記事のリンクを貼って、その記事を元に文章を書くといったことをした方が良いのもわかるんだか、なかなか抵抗がある。相手がその記事を読んだとして、傷つかないかとか、不快な思いをするんじゃないかとかネガティブなことばかりが頭をよぎる。小心者としては、なかなかに勇気のいる作業だし、いちいち許可を仰ぐのもなかなかに手間だ。馬鹿馬鹿しいくらい、相手に気を遣って一歩が踏み出せないジレンマにじだんだを踏んでいる。
さて、自分のサイトのネタなんであるが、基本はグルメと料理を主体にしている。これは好きなものであり、書きやすいという理由だ。しかしながら、本来であれば、プログラミングや物作りを主体に進めていきたいところである。これがなかなか思うように進まない。相手を意識し過ぎて、身動きが取れなくなってしまっている。迷いなく進めたいのだが、読んでも欲しい。読まれるには誰かの問題を解決する必要がある。しかしそうなると、自分のやりたいことから遠ざかる。結局二の足を踏むという堂々巡りを繰り返している。いい加減決着をつけたいところだ。
ブログをやり始めて、多くの人の記事を読むようになり、以前に比べて新しい情報に触れる機会が格段に増えた。ほんとうにありがたいはなしである。そうしたよろこびはあるものの、凄い記事を書いている人達のように多くの人に感動や笑いを提供したい。そう思えば思うほど、足枷になっている気がする。いっそのこと、とりあえず自分の書きたいことをわかりやすく書くということに主眼をおいて書いてみるべきなんだろう。ひとまずそうして行きたい。
ただ、かきてーこと書くと全く読まれねーんだよなぁ。はぁーじれったい_(:3」∠)_
まった今度をおっ楽しみに～。ばぁい。
