シン・春夏冬広場

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栃木県益子町 益子焼と藍染の美しい街並みを散策

栃木県の陶器と言えば益子町益子焼【マシコヤキ】、那珂川町の小砂焼【コイサゴヤキ】、栃木市のみかも焼きが有名。特に観光としてみるのが簡単なのはみかも焼きと益子焼きだと思う。

 

益子町役場から歩いていくとちょうど街並みも見られて、非常に楽しい。ところどころ大きな窯元があったり、陶器が露店で売られていたりして、とてもわくわくしてくると思う。

 

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曲がり角に藍染の蔵が見えてくる。ここからが本番の益子焼の露店市が始まっている。陶器市なんかは大変込み合うため、観光だけなら市がやっていなくとも楽しめる。日下田【ヒゲタ】藍染工房という場所で、こちらも見学できる。むしろ奥まで向かったりすると、正直疲れてどこもよる気にならないので、まずはここから始めてほしい。江戸時代から200年ほど続いてる藍染工房で、かなり面白い。

 

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かやぶき屋根の下で実際に現在も藍染を作っている。その様子を間近で見ることができる数少ない場所だと思う。

 

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実際に日本で使われている藍を見ることができる。入口付近に鉢植えがおかれていて、原産国ごとに種類を見ることができる。

 

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実際に藍染の甕【カメ】が並べられており、木綿が藍色に染められている様子を見ることができる。現役で動いているため、職人さんが染めている様子を目の当たりにできるのは非常に面白い。

 

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藍染の原料であるすくもを見ることができる。もともと酒と小麦などで蓼藍【タデアイ】を煮詰めて発酵させたものをすくもという。それを利用して染物を行っている。

 

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いまも現役で動いているか謎ではあるが、機織り機も見ることができる。奥の売店で実際にこちらで作られたハンカチなどを購入することができるが、さすがにこちらはかなりいい値段がする。

 

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藍染工房を後にして、もう一つ見てほしい場所は登り窯だ。こちらも現役で稼働している窯で、現存する数少ない登り窯になる。形は非常に面白く圧巻だ。登り窯は入口の熱を活かしながら、上へと抜けていく構造を取り、温度を上げるために足りない薪をくべていく方式がとられている。かなり職人技が必要な窯なのである。これを毎回来るたびに眺めてはあぁでもない、こうでもないと考えるのは楽しい。

 

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場所によっては陶器のオブジェが飾られていたりする。中心地には巨大な狸の陶器があるが、きんたまも巨大で面白い。そちらは人気が高すぎて写真に収めることができなかった。トイレなんかも陶器で飾られていたりする。

 

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ところどころ古くから続いている蔵元の様子を眺めることができる。何に使われているか謎のものも多いが、陶器を購入せずともこういったところを眺めるのも非常に面白い。

 

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実際に粘土の仕込みをやっている様子を眺めることができる。なかなか貴重な体験が目白押しだと思う。こう言った場所に住むのがちょっとした夢だったりするが、知り合いが実際に住んでいて、非常に居心地が良いそうだ。古くから住んでいる人たちとの軋轢なども特にないようで、住んでみたいし、陶芸をやってみたいとも思うが、なかなか実際に過ごすとなるとじゃっかん勇気が必要になりそうだ。

 

ちなみにカフェなんかも非常に多くあるため、疲れたらそちらでお茶をするのもよいと思う。スイートポテトが有名な店があったと思ったが、残念ながら、名前をわすれてしまった。ぜひとも探してみてほしい。

 

 

 

行き方

益子に向かうには宇都宮からバスが出ているため、そちらを使っていくと運転に不慣れな人でも簡単に向かうことができる。真岡鉄道がとおっているため、そちらから益子駅に向かってもいいが、宇都宮駅から向かった方が、宿泊もできて便利だと思う。駅前でレンタカーを借りてもいい。距離はそこまでないため、栃木県民の運転の荒さを許容できるのであれば、まったくもって問題ないと思う。益子町役場に停めて、歩いて陶器市に向かうことをおすすめする。市が開いていないときでも陶器自体は売られているので、楽しいと思う。

 

真岡鉄道で向かう場合には、小山駅で乗り換えで、茨城の下館駅に向かい、益子駅で下車する。なかなか乗り換えが安定しないのでハードだと思う。SLが好きならたまにとおるため、おすすめ。

kantobus.info

 

駐車場として利用できる町役場の場所

 

益子町観光協会の住所と営業時間を載せておく。確認してから向かってほしい。

住所:〒321-4217 栃木県芳賀郡益子町益子1539−2
営業時間:8時30分~17時15分
電話番号:028-570-1120

 

www.mashiko-kankou.org

 

まった今度をおっ楽しみに~。ばぁい。