シン・春夏冬広場

楽しいことになんでもやっていこうっておもってますぜ。

焦った時こそ一歩ずつ

期限が迫ったり、業務量が多いとき、人は誰しも焦るだろう。僕だって失敗したときにそれを挽回しようとして焦る。焦りはミスを誘発し、ミスは焦りを助長する。焦るような出来事が発生した場合には、一個一個シリアルに問題を解いていくしかない。結局は一歩一歩踏みしめるように問題を解いていくしかない。

 

思考停止にならない

重大なミスを犯してしまったり、取り返しのつかない失敗をしたとき、人は思考停止に陥る。思考停止の罠に陥ってしまうと、いつまでたっても浮上できない。自分1人の力で立ち直るのは難しい。思考停止に陥ることで、業務は停止する。ストレスがない状態で通常なら間に合ったはずのものが、焦りによる思考停止で間に合わないといった事態に発展しかねない。焦ったときこそ頭を回せるようにする必要がある

 

つまり何か焦る出来事が発生した場合には、思考停止の罠にはまらないことが先決である。思考停止に陥る場合は、申し訳ないとか、自分のせいでという自責が思考を停止するバイアスになっている。しかし、自責があるのならば思考停止になる必要はない。きちんと業務を回し、早急にリカバリーすることが先決だ。通常の思考状態なら、この文章を読んでそんなこと当たり前だと感じる。しかし、修羅場ではそんな思考状態にならない。

 

思考停止に陥らないためには、まずは深呼吸をする。そして、上司がいれば報連相を行い、解決策や対策を仰ぐ。仲間がいれば仲間に連絡する。まずは責任を分散して、1人で抱え込まないようにする。考えなければいけない事柄を、他人に代行してもらう。実施しなければいけない業務を1つ1つ整理し、すぐに動かなければいけない重大な事柄から手を付ける。やることが見えてくれば、次第に落ち着きを取り戻し、自分の頭で思考ができるようになるだろう。そういった時は、整理が完了すると意外なほどに単純な問題に驚いたりする。その程度の出来事なんだと安堵するだろう。

 

並列処理はミスを生む

作業に取り掛かる時は、並列作業をしない。1つ1つ確実に終わらせていく。パラレル【並列】にものごとを処理できるのは、余裕がある時に限られる。パラレルは一見早いが、人間はパラレルにものごとが処理できるようにはできていない。人手があるなら、ほかの人にも助けを依頼する。

 

焦った時こそ一歩一歩踏みしめるように終わらせた方が、確実に進むし、安全だ。ミスは焦りを助長するし、なにより時間がない中でミスをすることが出来ない。そのため確実に時間が長いもの、難しいものから順番に処理していく。確実に終わらせ、終了したら報連相を確実に行う。手戻りが発生しないように、細心の注意を払う。

 

ピンチだやったぜ

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人であふれた駐車場。一昔前に流行った動画だ。この動画の作者である福島氏の講演会に参加したことがある。私はガンです。やったぜ。彼は突然そういった。衝撃的だった。逆境は楽しい。逆境こそが成長を促す。僕はピンチになったときにやったぜ!楽しいっていうと話していました。

 

そして、こうも言っていた。例えば市役所なんかに仕事の相談に行くときに、まずは門前払いを受けた。そしてなぜうまくいかなかったのかを尋ねました。また僕は内容を修正して、持っていきました。また門前払いを受けました。そうしたことを繰り返しているうちに、だんだんと相談に行った人は僕を応援してくれるようになりました。たかだか、僕は何度も修正して、持って行っただけです。そうすることで、周りは次第に僕を応援してくれるようになるし、いつの間にか改善していくようになる。記憶の中にある言葉なので、そのままだったか忘れてしまったが、福島氏の講演会は非常に衝撃的だった。

 

失敗は成功の母、期限は成功の父とは聞くが、なかなか失敗をしないように細心の注意を払って守りに入るようになった。何かに果敢に挑戦したり、胸を躍らせるような出来事に出会わなくなったように思う。それは生活をする上では、正しい選択なのかもしれない。しかし、大変面白くない。つまらないことで人生を費やすことになる。椎名林檎の歌詞にもあるように、近寄れば悲しく、離れれば楽しいのである。いま失敗、焦りの真っただ中でまったくと言っていいほどの逆境で、苦しくつらい状況かもしれない。しかしながら、終わってしまえばそれは楽しかった思い出だし、自分の糧になる。失敗が多い人間ほど、分厚くそして頼りになる人はいない

 

失敗しても、期限を守れなくても、死ぬわけではない。生きていればチャンスはあるし、そのうち楽しくなってくる。焦った時こそ一歩ずつあゆみ、逆境を楽しめるようになるべきだ。逆境を乗り切るためには、確実に睡眠をとり、頭を快活に回し、やったぜって叫んで取り組めば、必ず終わるのである。どんなことでも必ず終わるのである。

 

 

まった今度をおっ楽しみに~。ばぁい。