シン・春夏冬広場

楽しいことになんでもやっていこうっておもってますぜ。

石けんとボディタオル

※下ネタ注意

 

彼と付き合いだして、ちょうどひと月になる。今日は初めて私たちが、お風呂に入る日。一緒に入るのなんて、彼が初めてだから緊張しちゃうなぁ。彼ったらおかしいの。マフラーを真似して、中尾あきらみたいにネジってみたりして。かわいい。彼ったらごわごわのカチカチなに、かっこつけちゃって。おかしい。

 

私は保湿性のあるミルク石けんなの。とっても滑らかで、きめ細やかな泡立ちが特徴なのよ。真っ白な肢体に、とろっとした粘性のある泡が、肌をすべすべにさせるのよね。余計な汚れや皮脂を綺麗に洗い流せるの。純白な綺麗な身体。彼だけに初めて見せるんだから。

 

お風呂の中で、2人とも緊張しているわ。私もカチカチになってる。2人とも生まれたままの姿になって、互いに求めるように身を寄せ合うの。濡れそぼったからだが、互いに触れ合う。互いの肌を求め合いながら、擦れ上がってくる。彼の硬いヒダが、いつもよりも激しくとがってる。びらびらが怪しく水で濡れて、私の肌に荒々しく触れてくる。彼が擦れ上がってくる。

 

ゴシゴシ、ゴシゴシ。

 

彼の熱く濡れそぼった肌が、荒々しく私の肌を擦り上げてくる。だめ!優しくして!泡立ちが細かい方が、皮膚に触れた際に油を浮き上がらせやすいの!お肌にそっとクリーミーな泡が載るには、ゆっくり優しく擦りあげないと、ダメなんだから!

 

彼ったらイジワル。そんなこと言って、君の泡がもうこんなになってるよって。イヤだわ。そんな荒めの泡なんて見せないで!はしたない。乱暴しないで!

 

ゴシゴシ。ゴシゴシ。

ゴシゴシ。ゴシゴシ。

 

彼が私の肌を上下左右にはちゃめちゃに泡立ててくる!あぁ〜!だめ〜!そんなに激しくこすったら、泡が泡がもっと荒くなっちゃうよ〜!!泡が!泡が湧き上がってきちゃう!!ひどい!ひどいわ!こんなに乱暴に擦られてるのに、泡がたってきちゃうなんて!いやいや!君の身体は正直だねなんて!石けんなんだから、仕方がないわ!泡がたつのは、別に私のせいじゃないんだから!そんな私に彼ったら素直じゃないところが、素敵だなんて。溶けるわ。

 

ゴシゴシ。ゴシゴシ。

ゴシゴシ。ゴシゴシ。

 

汚れが落ちなくなるから、肌がかさかさになっちゃうから、それ以上泡立ててたら、らめ〜。身体が薄くなっちゃう!必要以上に泡立てたら、身体が薄くなっちゃうよ〜!らめ〜!溶けちゃうの、必要以上に溶けちゃうの〜!!これ以上泡立てちゃらめなの〜!!

 

ゴシゴシ。ゴシゴシ。

ゴシゴシ。ゴシゴシ。

 

あぁ〜!!おかしくなる!!

おかしくなっちゃうよ〜!!

いや〜ん!ソープ!!

いや〜ん!ソープ!!

 

泡立ちが止まらないよ〜!!

いや〜ん!ソープ!!

いや〜ん!ソープ!!

あぁ〜!!!

ゴールドメダル!

ゴールドメダルよ!!

 

私ったらはしたなく、濡れそぼりながら、泡立ち、溶けていったわ。その後はボロ雑巾のようにとろとろに溶けた私をケースに載せたのよ。彼はひどい男だった。

 

 

 

まった今度をおっ楽しみに~。ばぁい。