シン・春夏冬広場

楽しいことになんでもやっていこうっておもってますぜ。

ガチャは夢への投資

今週のお題「やり込んだゲーム」

 

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スタジオカラーより引用

 

ガチャを回して3千里。今日も今日とてSSRを引きたい所存。いかがお過ごしでしょうか。ガチャで人生が破滅したという話はついぞ聞いたことがない。しかし、ガチャは身を滅ぼす。わかっていても回してしまう。それがガチャという悪魔のシステムだ。

 

素人にもわかりやすく説明すると、ガシャポンという装置をご存じだろうか。そう。バンダイが製造している夢とガラクタという名のお宝が詰まった、100円でモンスターボールが出てくるあれである。きんけしに始まり、何の用途かわからないおもちゃの数々。だがこれほど僕らの心を動かして、童心に返すものはないといっても過言ではない。なぜか欲しくてたまらなくて、回すんだが、中身が出てくるとそうでもない。ガシャポンをデジタル化させた凶悪なシステムがガチャである。つまり、いらないものが結構出てくるのだ。

 

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ガチャは大体ノーマルガチャとレアガチャに分かれている。そして期間限定ガチャなんかもある。ノーマルガチャは大抵1日1回とか、アイテムを消費して回せる。ただし、レア以上が出てくることはめったにない。レアガチャはチケットを入手して回すんだが、これはアクセス数に応じてガチャができるチケットが発行されたり、課金することによって購入することが出来る。期間限定ガチャもレアガチャと同じイメージだが、人気のあるキャラクターの排出確率が高かったり、出現キャラクターが限定されていたりする。システムの凶悪なところは、10連続で回したりするとSSRの出現率が高くなったりする。いっぱい回している人ほど、出現率が高くなるというような都市伝説もある。

 

ガチャを回す目的はゲームの進行を有利にするだけではなく、SSRを持っているというステータス。自慢できる。自慢する人もいるが、持っていることをひそかにかくして、疑似的な優性思想を演出し、見ろ人がごみのようだとムスカの気持ちになったりする。コレクター性もあり、特に限定だったりすると非常に絵がきれいだったりして、集めたくなってしまう。図鑑が備わっていて、すべてを解放させたくなる。これはギャルゲーのシーン開放してCGをコンプリートしたい気持ちに似ている。あの子との思い出。うふふ。

 

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にゃんこ大戦争ガチャのエフェクト引用

 

いつだってガチャを回す前は葛藤する。課金をしてチケットを購入すべきか、否かを本気で考える。そもそもガチャを回すことに意味なんてない。どうせこのゲームの中だけの話なのである。現実にはなんの影響も及ぼさない。金をつぎ込んでガチャを回したところで、必ずしも望むものが排出されないといったこともある。つまり課金をして確立をあげて10連ガチャを回したところで、ほんとうに自分が望むものは手に入らない。まるで星の王子さまの気持ちを疑似体験させてくれるんだが、それほど高尚ではない。むしろ害悪以外の何物でもない。

 

ここまでけなしているように見えるかもしれないが、まったくけなしていない。むしろ悪魔のおにぎり的な誉め言葉以外の何物でもない。いつだって、課金をしてガチャを回す前はワクワクする。今日こそゲットできるんじゃないかって。働いていてよかったって。ゲットしたときは最高にうれしい。やはり僕は間違ってなかったんだって確信する。失敗したときはこれで何ができたんだろうって後悔する。後悔するんだが、次の日忘れてまた課金をするか迷う。ガチャというのは僕に夢と希望とガラクタを与えてくれる悪魔のシステムだ。

 

 

まった今度をおっ楽しみに~。ばぁい。