NHKの100分 de 名著に待望の戦争は女の顔をしていないが放送される。とても楽しみだ。月ノ下自身も最近この作品を知った。それから、この作品に非常に興味を持つようになった。
ブログの記事でも取り上げたように、戦争は女の顔をしていないは独ソ戦争が舞台。2700万人ものソ連の人々がなくなった。壮絶な戦争だった。その中での女性の戦争へのかかわり方を通じて、現代社会の構造まで問題が波及している。
月ノ下がブログであげた内容(*'ω'*)
この本のすごいところは、戦争という悲惨な物事に焦点を当てたことにとどまらず、男性社会に生きる女性の過酷な状況まで浮き彫りにした点にある。著者は、そのことに半世紀前から気づいていたことになる。
この本は著者の感情が表に出てきてはいないが、その飽くなき情熱と執念、そして証言を刻々と並べることに著者の感情が見え隠れしている。この本はすぐに発表できたわけではなく、1984年になってようやく出版できた。その内情や背景、思惑といったものに関して切り込んで説明してくれると期待している。
※あくまでも証言であり、事実とは異なることに注意をする。証言というのは美化されることもあれば、その逆もある。しかしながら、僕らは証言を通じてのみ戦争という顔を初めて眺めることが可能なんだ。戦争に参加している場合には、きっと客観的な見方はできない。
放送終了後にそれぞれの記事をあげていきたいと思う。放送日時をまとめたので、参考にしていただきたい。
第1回:8月9日:証言文学という「かたち」
2021年8月9日(月・振休)午後10時25分~10時50分/Eテレ
【再放送】2021年8月11日(水)午前5時30分~5時55分/Eテレ
2021年8月11日(水)午後0時00分~0時25分/Eテレ
第2回:8月16日放送:ジェンダーと戦争
2021年8月16日(月)午後10時25分~10時50分/Eテレ
【再放送】2021年8月18日(水)午前5時30分~5時55分/Eテレ
2021年8月18日(水)午後0時00分~0時25分/Eテレ
第3回:8月23日放送:時代に翻弄された人々
【放送時間】2021年8月23日(月)午後10時25分~10時50分/Eテレ
【再放送】2021年8月25日(水)午前5時30分~5時55分/Eテレ
2021年8月25日(水)午後0時00分~0時25分/Eテレ
第4回:8月30日放送:「感情の歴史」を描く
【放送時間】2021年8月30日(月)午後10時25分~10時50分/Eテレ
【再放送】2021年9月1日(水)午前5時30分~5時55分/Eテレ
2021年9月1日(水)午後0時00分~0時25分/Eテレ

まった今度をおっ楽しみに~。ばぁい。