シン・春夏冬広場

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夏の夜をひんやりさせる怪談話を召し上がれ 4冊+1サイトをご紹介

僕は怪談が好きだ。怪談には2つの側面があると思っている。1つは土着信仰の文化的側面。もう1つは本当に幽霊がいるかもといったロマンだ。前者は日本の特に地方ごとの文化をしる手掛かりになる。雪ん子やキジムナーといったものだ。座敷童に考え方が近い。怪談ごとの相違点や共通点から見る日本人の心を知る手掛かりになる。後者は完全にオカルトである。人間の根源的恐怖が物語を生み出しているのか、果たして本当なのか。信じるか信じないかはあなた次第。・・・コンビニって何にもしてないのに扉が勝手に開いたりするらしいよ。夜遅くに。

 

怖いなぁ怖いなぁって思ったんですよね~【稲川淳二風】

 

学校の怪談

 

言わずと知られたカルト的人気を誇ったシリーズ。学校の怪談。懐かしい。僕が小学生から中学生の間に流行って、このころは地獄先生ぬ~べ~なども流行っていた。表紙の絵が非常におどろおどろしく、わかりやすい恐怖をあおって、みんな熱中した。人面犬、赤マント、口裂け女などこれまでいなかった妖怪が出てきたのはこのころだと思う。テケテケくそ怖い。夜というのはやっぱり人間に本能的な恐怖を与えるし、それをわかりやすく表現されるようになった。恐怖に形を与えたのはこの本だと思う。

 

里山奇談

 

あらゆる地方の土着怪談を集めた里山奇談。この本は実際にある日本の語り継がれているまたは遭遇した怪談を集めた本で、文学的な価値もさることながら、土着信仰や文化をしる手掛かりになる。特に山と人里との境界である里山に焦点を当て、多種多様な怪談、奇談を集めている。実話であって、実話ではない曖昧な境界というのが、恐怖心を誘う。

 

見える子ちゃん

 

最近赤丸急上昇中の漫画。見える子ちゃん。主人公の幽霊が見える少女みこ。彼女がどんどん怖い幽霊に絡まれる話。物語は進んでいるようで、進んでいなかったりするが、はっきりって女の子に比べて幽霊の絵が超怖い

 

裏バイト:逃亡禁止

 

個人的には一押しの面白い漫画。裏バイトなんだが、都市伝説に近く、現代の幽霊と考えられるものが多く出てくる。しかしながら、内容自体は作者のオリジナル要素が大きく、マネしているものはほとんどない。こちらはどちらかというと日本のどこかでありそうな怪談が、そのベースになっていそうな漫画。わかりにくい表現ですみません。でも怪談なんでそんなもんでしょ。

 

本当にあった怖い話

sakebigoe.com

 

最近有名になった怪談や都市伝説が集まっているサイト。コトリバコやきさらぎ駅、やまのけ、くねくね、八尺様なんかが最近の会談では有名。その中でもコトリバコはよくできていて、本当の話なのかウソなのかよくわからない出来栄えであるほど設定が細かい。とりわけ、呪いを集めて【子供を生贄にして】蟲毒【コドク】のように濃縮し、呪いごとに名前を付ける。最高がハッカイと呼ばれ、とてつもなく濃縮された呪いを指す。この呪いの箱を各家々で回して浄化していくといった作業があるという時点で、信憑性があるようなないような面白さがある。

 

まだまだ怖い話や怖い映像とかはいっぱい知っているのがあるので、そちらもぼちぼち出して行きますね。個人的には最近の呪いのビデオみたいにかなり作り物の映像とかはあんまり好きじゃないのと作られているってわかっていても超絶怖いのは苦手なので、そういったのは辞めておきます。

 

まった今度をおっ楽しみに~。ばぁい。