前回大失敗しました。失敗は成功の母という言葉は比較的好きです。というか僕は基本地雷源をガンガン踏み抜くタイプらしく、彼女づくりもそうですが、すっげぇ失敗の連続。失敗しないでスムーズにことが進むこと自体が珍しいので、失敗を飯の種に頑張っていきます。人より不幸に見舞われる割合が多いのかもしれませんね。あんまり気にしたことないけど。結構おみくじは大吉の割合とかが多いんだけどなぁ。謎。
設計の復習

前回大失敗したイルカですが、今回は成功させます。秘訣があるわけではないですが、単純に参考にしている模型が型もの品でした。その型のラインが残っていたので、そちらに合わせて型取りを行っていこうというそういった姑息な感じです。勝てば官軍。うまく行けば何でも良いわけです。理論的な証明などは頭のいい人達に任せます。僕は失敗と成功を積み重ねることに終止します。
※頭でっかちな理論であることがすでに証明されていますので、生暖かい慈愛に満ちた目で優しく包み込むように読んでやってください。はい。大失敗して、メルカリに出すまでも行きませんでしたとも。
これまでのあらすじ(*'ω'*)
材料を一生懸命集めたやつ
イルカの型取り失敗したやつ
イルカの模型の型取り~成功編~

姑息ではあるのですが、ベースの型取り品にしているものに型をとったラインが残っています。つまりこの型取りラインに沿って型をとっていけばよいのではないかと考えたわけです。さっそく取り組んでいきましょう。今回はかなり大きな注水口を2つ設けるのと、頂上がちょうど背びれに当たるので、ここに穴を設けます。

型取りはMr.型取りブロックで周りを囲って消費を最小限に抑えます。まぁ別の型取りで必要ない量を大量に使って失敗してますがね。適当にやりすぎなのかも雑なんすかねぇ。

背びれ部分に穴を開けてエアが抜けるようにし、注水口からレジンを流し込みます。レジンを流し込んだら、化学反応で発熱します。おおよそはみ出した部分が固まったら、型から取り出しても問題ないですが、半日待つのが無難です。

一部尾びれがかけてますが、うまくいきました。うまくいったので、今度は逆型を取ります。なんでそんなことするんだというと、粘土型ですと量産性が難しいからです。いっときすると溶けてしまいますし、形も衝撃で変わってしまいます。なので、うまく型が取れたら逆型をとって、常に簡単に作れるようにするといいと思います。

逆型がとれました。これでいつでも同じクオリティを保てるようになりました。やはり背びれの部分が若干かけているので、次回はより穴を大きくして挑戦ですね。不要そうな部分もカットしてしまいます。

リューターを使って形を整えて、磨きもかけていきます。まずは丸のこで不要な部分を切除していきます。写真は2代目イルカの模型です。

次にダイヤモンドリューターで周りを削って形を整えていきます。荒削りが終わったら、次は磨きの作業ですね。

荒削りが終わりました。この時点で気づけばよかったのですが、若干レジンに泡が含まれています。この泡が後ほど悪さをするのですが、今は別のお話。ひとまず次は磨き作業を実施していきます。

コンパウンドとバフリューターを使って磨きをかけていきます。コンパウンドはタミヤでなくてもいいと思います。ピカールという自動車用コンパウンドでも問題ないです。ピカールのほうがホームセンターなどにもあるので、入手性は楽かもしれません。

磨き作業が終わりました。これで今回の目玉であるイルカの模型は完成です。今後形を変更したい場合は石膏粘土を使って型をとってもいいかもしれません。今回は特にこだわらず、最速で終わるように務めました。どこに課題があるかを早期に認識したかったからです。ひとまずどんな形でもいいから全部完成させてみて、問題点を洗い出したかった。次回は短いかもですが、最後の致命的な失敗です。

まった今度をおっ楽しみに~。ばぁい。