シン・春夏冬広場

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物を作ってメルカリで売ってみよう:試行錯誤編 オルゴナイト制作開始と大失敗 ~施策編①~


実際に道具をある程度揃えたので、実際にオルゴナイトを制作していきたいと思います。オルゴナイト制作にあたっては、以下の手順で実施してきたいともいます。

 

  • 1:イルカの模型の型取り

  • 2:イルカの模型の仕上げ

  • 3:オルゴナイト1層目~地面作成~

  • 4:オルゴナイト2層目~要素の配置&海の作成~

  • 5:オルゴナイト3層目~空の作成~

  • 6:オルゴナイト仕上げ

 

内容として非常に量が多いため、分割してレビューすることにしました。文章量が非常に多くなりがちなので、読みやすく配慮した結果です。全部を1つにまとめたほうが良いような気もしますが、うまくいったらリライトします。今回は1~2の手順のレビューになります。

設計の復習

 

今回作成していくのは、今回のオルゴナイトの目玉であるイルカの模型です。海の中を泳ぐイルカを表現したいわけです。手順としては模型のイルカを型取りし、その型を使ってイルカを量産できるようにしてしまおうというものです。まずは手に入るものから順番に購入し、実施していきますが、石膏粘土を利用すれば自分の好きな形状に型取りできます。ひとまず既存の品でどういった問題があるかを理解したほうがいいと考えます。

 

※頭でっかちな理論であることがすでに証明されていますので、生暖かい慈愛に満ちた目で優しく包み込むように読んでやってください。はい。大失敗して、メルカリに出すまでも行きませんでしたとも。

 

これまでのあらすじ(*'ω'*)

www.akinaihiroba.com

イルカの模型の型取り~失敗編~

 


まずMr型取りブロックという商品に、油粘土を仕込んでいきます。油粘土に対して、今回型を取りたいイルカの模型を突き刺します。このやり方は結果的に失敗しましたが、失敗を伝えることも目的の1つです。

今回なぜ頭から挿入したかというと、液体を型に流し込んでいく際に、模型の細部のエア抜け性を考慮したためです。結果的には失敗だったのですが、鋳造の場合配慮するのは、エア抜け性、注水ムラ、アンダーカットの3つかと思います。エア抜け性は空気の抜け具合のことです。空気は溶媒に対して密度が低い場合、上方に抜けていきます。そのためそうした抜け穴を作成することと、最も高い位置から空気がきちんと抜けていくことを配慮する必要がります。

注水ムラは流し込んだ液体がまんべんなく行き渡るかという問題です。今回そこまで複雑ではないのですが、模型のようにパーツがわかれている場合問題になります。レジンは2液混合タイプなので、行き渡る前に固まる可能性もあるので、複雑になればなるほど難しくなります。

最後にアンダーカットですが、こちらはプレスの知識になります。今回鋳造なので、対して問題にならないかもしれませんが、砂型などの金属を扱う場合問題になります。型が砂型のように柔らかければいいですが、複雑な形状の金属型の場合、型から外せないという問題に直面します。複雑な形状のままで冷えて固まってしまうからです。いちいち型を作り直すわけにもいきません。型も場合によっては単純な2方向だけの取り外しに対応できるように考慮する必要があります。

 

 

ここにシリコーンを流し込んでいきます。素人ながらおそらくこんなやり方で行けばいいんじゃねってことで挑戦しています。玄人に見えたら嬉しい限りですが、機械系の知識が多少あるのでおそらく当たらずとも遠からずだと思います。

 

 

出来上がりはこんな感じです。量産性を考慮すると粘土型はやめていきたいですが、ひとまずうまくいかないと意味がありません。まずはこれでレジンを流し込んでいきます。

 

 

結果はご覧の通り大失敗です。想像以上にレジンの粘度が比較的に高かったのと、エア抜けがうまくいかなかったですね。型が複雑になりすぎていて、エア抜け穴を設けていたのですが、エアが抜けてくれませんでした。それらを踏まえて型を作り直す必要があります。次回はこれに配慮して、型制作は完了できたことを報告しますね。

 

 

まった今度をおっ楽しみに~。ばぁい。