シン・春夏冬広場

楽しいことになんでもやっていこうっておもってますぜ。

あの時僕らはブレイブブロッサムズになったんだ

はてなインターネット文学賞「記憶に残っている、あの日」

 

今や人気のスポーツに名乗りを挙げ始めているラグビーについて語りたいと思う。僕は高校、大学とラグビーをやっていた。選手としてはあまり非凡な才能はなく、社会人になってからはラグビーとは離れてしまった。僕は燃え尽きてしまった。やり切ったと思ってもいい。クラブチームには所属したが、正直幽霊部員もいいところで、1年もやらなかったと思う。僕はラグビーに少し後ろめたさがある。社会人になってからは、あまりかかわってこなかった。その僕がラグビーを語ることが果たして許されるのかって、葛藤した。ブログのネタに、これまで一度もラグビーのネタを取り上げたことはない。流行り始めたときもずっとだ。そのくらい筋を通してない人間が、さも当事者のように語るのに違和感を感じるからだ。もし読まれて、反響があったとしても、書くかどうか悩むだろう。でもこればかりは伝えたいので、ぜひ読んでみてほしい。

 

選手としてはほとんどやる気がなくなってしまったんだが、観戦するのは好きだった。とはいっても熱心に見るほどでもなかった。なぜなら日本はものすごく弱かったんだ。社会人ラグビーを見たり、大学選手権を見たりすることはあっても、海外勢と日本がやる試合を見るのは苦痛だった。そのくらい当時は世界と日本に開きがあった。学生時代にプレーを学ぶためによく見ていたが、海外勢のラグビーを見ても勉強にならない。それくらい身体能力に差を感じるようなプレーばかりで、体のつくりがそもそも違うんだとあきらめていた。それは後に否定されることになる。

 

ラグビーを知ってほしいので説明させていただくと、ラグビーはイギリス発祥のスポーツだ。ラグビー校でフットボールの試合中にエリス少年がボールを持って走ったのが起源とされていて、今でも銅像が残されている。トライというのがH型のポールの向こう側にボールをグラウンディング【手を離してはいけない、密着した状態でボールを置く】が5点。そのあとボーナスでゴールキックがありHの間に入ると2点だ。ペナルティという反則の際にボールをキックしてHの間に入ると3点。ドロップゴールというプレー中のキックも同じく3点だ。ラグビーはルールを覚えられると非常に面白くなる。簡単には、ボールを前に投げてはいけない【スローフォワード】、ボールを前に落としてはいけない【ノックオン】であり、この2つはスクラムから試合を再開する。ほかにも進行を妨げるプレー【ボールを出せないなど】や危険なプレー【肩から上へのタックルなど】がペナルティと言われ、こちらはキックを選択することが多いが、スクラムで再開してもいい。一般的な反則とペナルティの違いが判ると面白いと思う。オフサイドがわかることが、まず第1歩だと思う。

 

もうすこしラグビーについて基本的なことを書くと、スクラムというのはフォワード【身体が大きくガチムチで首がない人たち】の力比べだ。ラグビーのゲームの趨勢を決める大切なセットプレーで、安定したり、勝ったりするとバックス【シュッとしていてかっこいい人たち】が安心する【場合によってはこの試合勝ったと思うこともあるらしい。】。そのくらいフォワードのプレーはチームの精神的主柱になっている。もう1つはラインアウト。こちらは高さとサインプレーでボールを取り合う。選手がタックルされ、倒れたらラック、3人以上立った状態だとモールだ。ボールがよく出されているのはラックからボールを出している。ラグビーはスターティングメンバー15人と控え選手8人で構成されるが、この23人全員一流でないと勝てない。全員が全員重要なメンバーであり、1人もかけてはいけない過酷なスポーツだ。そして試合の展開ごとにサインプレーを決め、フィニッシュブローを決めたり、陣地を獲得する頭脳戦でもある。80分間走り続け、タックル、セットプレーを行う。ボクシングや格闘技と同じくらい運動強度が高い。

 

世界的に有名なチームは、ハカで有名なオールブラックスニュージーランド代表】、バラのエンブレムがかっこいいイングランド、そしてインビクタスという映画でも取り上げられているスプリングボックス南アフリカ代表】。南アフリカのことを書き始めると、それだけで終わってしまいそうなくらいネルソンマンデラ大統領とスプリングボックスの関係は深い【僕もこの映画は大好きだ。南アフリカをすごく好きになった。アパルトヘイトを知るきっかけにもなった。】。それくらい南アフリカの人にとってのラグビーは、歴史的にも、文化的にも意味のあるそして誇りのあるスポーツだと思ってほしい。国技だ。このほかにもいっぱい紹介したいが、そちらもそれだけで終わってしまうので、この辺で割愛する。とにかく、イギリスやヨーロッパとかかわりのある植民地だったりした国々がものすごく強いということ。そんな中桜の戦士たちはずっと後塵を帰していたそういった背景がある。

 

どのくらい差があったのか紹介したいと思う。1995年の南アフリカ大会で、日本対オールブラックスの試合結果は17-145。もちろん日本が17点だ。ラグビーは番狂わせの少ないスポーツといわれている。この点差が物語るのは、はっきりいって世界に対してまったく日本という国が相手にされないことを意味している。こういった点差の時代がずっと僕が現役時代にも続いていた。つまり、ものすごいちゃかぽこにやられてきた。見てるのもむなしくなる点差だ。攻め疲れてしまうほどの差がある。100点ゲームはそれくらい差がある。ラグビーは一般的に3トライ差つまり21点差が付くと覆せないスポーツだ。実際それを覆すのは相当厳しい。見るも無残だということさ。たいてい3トライ差がつくと観戦するのをやめる。

 

風向きが変わってきたのは、2015年のラグビーワールドカップだ。ラグビーワールドカップは4年おきにオリンピックのように開催されている。この時はイングランドで開催されていた。エディージョーンズヘッドコーチが率いる桜のジャージのチームが南アフリカと対戦した。僕は画面越しに見ていた。34-32。ノーサイドラグビーは試合後は、互いに敵なし讃えあおうという意味でノーサイドという。面白いでしょ?】。勝った。日本があの南アフリカに勝ったんだ!!海の向こうでとてつもないことが起きていた。世界ランキングが1位だか2位だかのチームに日本が勝った。しかもあのスプリングボックスだ!!尋常じゃない!!僕は画面から目が離せなかった。何が起きたんだと思った。どういうことだって。再放送であることを忘れて、さもリアルタイムで見ているかのようにツイートを繰り返したことを覚えている。これがのちの『ブライトンの奇跡』と言われる。

 

ずっと見ていた。ワールドカップを。日程が厳しかったんだ。スコットランドに負けてしまった。日本は決勝トーナメントに進めなかった。すごく残念だったが、僕はまたラグビーを見るようになっていた。ワクワクしていた。だって2019年ラグビーワールドカップは日本で行われるんだから!!

 

いらいらもした。エディージョーンズヘッドコーチは日本とゆかりの深い方で、1995年に東海大学ラグビー部の監督から指導者人生をスタートされている。2009年から2012年はサントリーサンゴリアスのヘッドコーチをされている。2012年から2015年は日本代表のヘッドコーチだった。そしてブライトンの奇跡だ。続投してほしかった。それはかなわなかった。しかし、そのあとに就任されたジェーミージョセフヘッドコーチも素晴らしい方だった。ほっとした。今思うと基礎はエディージョーンズヘッドコーチが作ったのだと思う。そこからジェーミージョセフヘッドコーチが完璧なものに作り上げてきたんだ。

 

2019年9月28日。まだ残暑が厳しい季節だった。僕は釜ヶ崎エコパスタジアムに来ていた。僕はラグビーワールドカップに初めて来ていた。それまでは秩父宮ラグビー場か、国立競技場【取り壊されてしまった方】にしか足は運んだことがなかった。熊谷だったこともあったか。

 

懐かしいあの香り。高揚してくる。血がざわざわ脈打ち、むせかえるような青臭いこのにおい。懐かしい戦場の香りだ。身体に力がみなぎり、目頭が熱くなる。呼吸が早くなって、いまかいまかと待ち構える。僕ですらこれだ。選手は相当なものだ。よく国歌斉唱で泣いている選手がいるが、ラグビーでは見慣れた光景だ。僕が学生の選手だった時試合前はよく泣いていた。ラグビーはそれぐらい過酷なスポーツであり、ほかのスポーツとは一線を画する。国家やチームの誇りを背負って、頭を落ち着かせて、だけども心に火をくべている。魂に火が灯る。どんどんどんどん燃え上がって抑えきれなくなる。国歌が流れる。極度の興奮状態。心臓はエンジンのように脈打ち、アドレナリンがばんばん流れ出る。これから国家とチーム、誇りのために戦う。そういった感情が逆巻いて、涙が自然と流れ出てくるんだ。むせび泣く選手も珍しくない。けもののように咆哮をあげる選手すらそこでは当たり前の光景なんだ。一種の覚悟を持って戦地に赴いていく。むせかえる芝の香りが鼻孔をつく。

 

 

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そんな感情とは対照的にいろんなところで海外の応援の人と日本の応援の人がラグビーをやっている。前哨戦みたいな感じではない。楽しくタッチフット【簡単な遊びのラグビー】を楽しんでいた。試合前にしてはのどかな光景だ。サッカーなどとは異なり、みんなでみんなを応援する。敵見方がない。だから勝っても負けても恨みっこなし。ノーサイド。みんなで楽しもうっていうのどかな光景。これはラグビーでは結構当たり前の光景なんだが、ほかの人が見ると驚くかもしれない。気持ちが少し落ち着いた。

 

開幕戦はロシアと対戦し、ドキドキしながらもなんとか勝利を収めていた。すごく緊張していたんだと思う。それでもきちんと勝っていた。日本は確実に強くなってきていた。強豪国としてはスコットランドアイルランドだ。僕は特に重要な試合はアイルランド戦【当時世界ランキング1位、2位をうろうろしていた】だと考え、そこだけワールドカップのチケットが手に入るように動いて、なんとか手に入れた。この1戦が日本の趨勢を決める大切な試合だと考えていたんだ。そのくらいこの1戦に勝てることが最も大切だった。

 

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ビクトリーロードも覚えてきた。予習は完璧だ。

 


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この試合正直勝てる気は全くしていなかった。チケットは買ったが、早まったかなぁとロシア戦を見て思った。しまったと。そんな感情をいだきながら、会場に入っていった。周りは桜のジャージを着た日本人だらけ。海外の人もちらほらいる。会場にビールが売られているんだが、海外の人はものすごく買う。2~3パイントくらいもっているんじゃないだろうか。その理由は後でわかった。僕は1パイントだけビールを買った。

 


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試合が始まった。立ち上がりは両者に動きはなかった。しかし日本のディフェンスは秀逸だった。攻めているはずのアイルランドがどんどん戻される。こんな異様な光景のディフェンスはこれまで見たことがなかった。これが完璧なディフェンスなんだと思った。堅い守りに遮られ、アイルランドは苦戦を強いられる。まったく前に進まない。

 

日本がボールを持ち、攻めに転じることもあった。しかし、相手は守りがかたいアイルランド。日本としてもかなり苦しい展開がしばしば続いていた。

 

試合が動き出したのは前半14分オープンサイドに展開すると思われたところをブラインドサイドにセンターが走り、そのままフォワードサイドでごり押し、10番のキックパスから13番の右サイドへのトライ。しかしながら、攻めあぐねたアイルランドが苦し紛れに出した展開ように僕には見えた。ゴールは失敗0-5まだわからない。

 

前半17分。相手のペナルティから田村選手がゴールを決めて、3-5。どんどん面白い展開になっていく。日本が粘る。

 

前半18分ファーストスクラム。日本がコラプシングを取られ、危機的状況に。だがはた目からは負けてないように見えた。相手のモールは全く動かず。モールディフェンスが最高に強い。どんどんあとからあとからディフェンスが湧き出し、アイルランドはまったく前進できない状態。10番のハイパントから15番がキャッチし、グラインドでトライ。納得いかないトライだった。TMOで判断された。前半22分3-12。若干一抹の不安を覚えた。やはり勝てないんじゃないかって。一方的な展開になるような不安を抱えていた。

 

前半33分。相手ペナルティからの田村選手のペナルティゴールで6-12。気持ちとしてはトライを取りに行ってほしかったが、それでも点差を縮めることができた。

 

前半35分。日本が相手スクラムを粉砕する。これは正直すごかった。とんでもないことだ。日本が外国選手のスクラムを粉砕している。具選手が吠えるのもわかる。スクラムに勝ったら、プロップは吠えるんだ。完全勝利だからね。

 

前半38分。因縁の初めに失敗した距離、方向でのペナルティゴール。田村選手はそれを見事に決めた!!9-12。15フェーズも攻め、果敢な堀江選手のキックパス。前半終了。むちゃくちゃおしい!!なんてことだ。なんてことなんだ。あのアイルランド【この時は確か世界ランク1位】にまったく引けを取ってない。のどが異常に乾く。おねーさん!!ビールください!!激熱の展開がすさまじい!!どんどん飲んだ。がぶがぶ飲んだ。そうか。そうなのか。飲まずにはいられないな確かに。まったく酔わない。

 

映像では音声がよく入っているが、実際には両者の応援でまったく聞こえない。ヨーロッパではオーレオーレコール。日本では日本コール。まったく聞こえないんだ。最近では選手の背中にはGPSが内蔵され、運動量に応じて交代するようになっている完全にIT技術が駆使された高度な運営になっている。リーチマイケル選手がボールを持った時会場からは野太い声でリーチって声がかかる。楽しい。

 

後半は両者15分近く動きがない。拮抗した状態が続いている。膠着状態だ。これはとんでもないことなんだ。だって世界ランク1位なんだぜ?福岡選手が後半から入ったが、この人の参加が、後ほど明暗を分けることになるんだ。

 

後半56分流選手からオールブラックスでも活躍していた田中選手に交代する。日本人としてオールブラックスで活躍するってとんでもないことなんだ。とてつもない選手が集まっている。ラグビーではボール支配率とエリア支配率が大切な指標なんだが、たしかこの時はほとんど日本がボールを支配していて、相手の陣地で試合をしていたように思う。たびたび電光掲示板に出るんだが、会場から歓声が出ていたように思う。

 

後半58分。左サイドに福岡選手のトライ!!歴史的なトライだ!!流れが大きく変わるとてつもない出来事が起きた!!大興奮!!もう居ても立っても居られない!!おねーさんビールちょーだい!!なんとゴールも決めて16-12!!日本逆転!!

 

後半63分1度はゴールを脅かされるが、これまたとんでもない。ずっと粘り続けてアイルランドもずっとフォワードサイドを繰り返すが、日本のかたいディフェンスでどんどん下がる。最後は姫野選手のジャッカルでノットリリースザボールを獲得!!ピンチを乗り切る。

 

ラグビーは人を余らせる局面を作ることが点をとる定石なんだが、フォワードサイドを繰り返すのは相手フォワードを集め、相手の目を集め、バックスで展開し、メンバーを余らせ3対2の局面を作り出して、点を取りに行く。そのためこうした攻めが結構使われる。それが機能しないっていうのがすさまじい。日本側は15人で試合をしているように見えない。それくらい赤白のジャージが何人も何人も湧いて出てくる。守っているときも、攻めているときも。

 

後半72分。田村選手のペナルティからのゴール成功!!19-12!!この時アイルランドがたとえトライをとっても勝つ見込みがなくなった。すでに手に汗握っていて、会場のボルテージはどんどん上がっている。日本コールをずっとしている。声が枯れてきてのどがずっと乾いて、目が離せない。誰にも負けじと声を張り上げ声援をあげ続ける!!

 

後半77分!!福岡選手がインターセプトを行い、日本がピンチだったところを一転して独走!!あわやトライというところまで攻め込んだが、さすがアイルランドの選手が追いつきトライならず。アイルランドの選手よく追いついたな。会場のボルテージマックス状態!!僕も最後のトライと言わんばかりに声を張り上げた!!日本ボールスクラム!!しかし、相手に取られてしまう。

 

そして運命の時は突然訪れた。初めは何が起きたのかわからなかった。アイルランドが突如攻めるのをやめてボールをけりだした。こうした場面っていうのは攻めている側が時間切れだから、試合を切るためにやることはあっても、守る側がやることはまれだ。初めは間違えたのかと思ったが、どうもボーナスポイントを失わないようにするためにけりだしたのだというのを後から知った。

 

試合終了!!ノーサイド!!日本の歴史的な勝利だ!!これほどうれしいことはない。肖像権の問題で動画や写真は載せられないが、いまでも僕のPCにはこの時の感動が詰まっている。万歳コールが沸き起こったんだ。この時の光景は今でも忘れない。バンザーイ!!、バンザーイ!!、バンザーイ!!と選手と会場が一体となった。僕らはこの時誇りと勇気が生まれた。僕らはこの時ブレイブブロッサムズになったんだと思う。これまでのことを考えるととてつもないことが起きた。僕はそのとてつもない場所にいる。なんて誇らしいんだって思った。後ほど『静岡の衝撃』と語り継がれる大事件に僕は立ち会ったんだ。

 

嫁さんは実はこの会場に一緒に来ていた。南アフリカ戦【ブライトンの奇跡】を見て、アイルランド戦【静岡の衝撃】を見てラグビーの虜になった。君は運がいい。とてつもない歴史に立ち会えたんだから。これまでの苦労を考えると運営スタッフ、選手の努力や犠牲は図りしてないものがある。

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ラグビーワールドカップより引用

しばらく応援のし過ぎで、鬼奴のようなしわがれた声で生活を送ることを余儀なくされたが、本当に誇らしかった。僕に桜の勇気と誇りが心に灯ったのはあの時からなんだと思っている。

 

いまでも田村選手のセリフが忘れられない。

誰も勝つとは思ってないし、誰も接戦になると思ってないし、誰も僕らがどんな犠牲にしてきたかわからないし。

「信じてるのは僕らだけって」いうメッセージあってまあその通りになりました。

田村選手アイルランド戦後インタビューより

まさにその通りだと思った。僕は疑っていた。でも選手たちはそれでも答えてくれたんだ。勇気をもらった。かっこよかった。誇らしかった。

 

残念ながら、ワールドカップでは決勝トーナメントでは因縁の南アフリカに負けてしまった【因縁のスコットランドは見事打ち負かした!!】が、前半は勝てるかもとすら思った。とてつもない強さだった。しかし、相手の方が試合好者で、反則すれすれのプレーを繰り返され負けてしまった。戦績は過去最高の8位。最高の結果だった。優勝は南アフリカだった。南アフリカを降していたらとてつもないことだったんだ。南アフリカと同じ初出場、初優勝するところだった。この後日本はラグビーとしては歴史的な快挙であるTier1への昇格を果たした。

 

僕らは名実ともにブレイブブロッサムズになった。2023年フランス大会が楽しみで仕方ない。

 

まった今度をおっ楽しみに~。ばぁい。