シン・春夏冬広場

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宇都宮 焼きそばそれは宇宙の真理 根源たる原初の味を召し上がれ 安藤

B級グルメ焼きそば。それは宇宙の真理に近い。至るところで、焼きそばは売られ、研究され続けている。そんな中でもいろんな種類の焼きそばが売られ、消えていく。そんなはかない焼きそばのお話です。

ペヤングなどでおなじみの焼きそば【あれは焼いてないなどの異論はさておき】国民食です。食べたことがない人はいないというくらい至るところで売られています。祭りの屋台はもちろんのこと、スーパー、コンビニ、果てはそばめしとして新たなグルメとなります。こんなに種類が多いメニューはないくらいいろんなものがあります。

栃木に来て、町をぶらぶらしていると、焼きそば店はよく僕の目に飛び込んできました。栃木に来たときはB級グルメの絶頂期。宇都宮焼きそばとして一斉を風靡していました。でも未だにそんなに多くの焼きそばって食べたことがなかったんですね。だけどもそろそろ栃木県民としては、自分の焼きそばってなんだろうって考えるときが来ている気がします。

1つだけ気になっていたお店が昔からありました。昔と言っても10年しかまだいないので、そんなに昔のことではありません。山内家もその1件でした。もう1つのお店が今回ご紹介する安藤というお店です。宇都宮に住んでいる人でも安藤ってどこ?って思われるでしょう。でもきっと宇都宮市民は1度は目にしたことがあるはずです。

 

安藤

 

あっ知ってる!っていう声が聞こえてきそうなお店です。そうなんですよね。のれんが古くなりすぎていて、読めないんです。気になっていてもなかなか入る勇気が持てないお店です。すっごいいい感じのお店です。

 

 

店内はあまり広くはありません。女将さんとご主人の2人でやっているお店です。瓶に入っているのはソースでしょうか。店内がソースのいい香りで包まれています。テーブル、椅子もかんたんなものです。

 

 

メニューは焼きそばのみ。大きさしかありません。めちゃくちゃ安い。信じられないくらい安いです。期待感でドキがむねむねしちゃいますね。

 

 

来ました来ました来ましたよ~。具材は3種類のみ。キャベツ、ソース、麺以上。やすいのはうなずけますが、果たしてこれだけでやっていけるもんでしょうか。いそいそと割り箸を割、ほんわか香るソースの中に箸を突っ込んでいきます。

 

 

ふわっと湯気が立ち上り、ソースの酸味のある香りが漂ってきます。うまそう。麺は非常に太いですね。いい香り、早く食べたい。味はウスターソースの酸っぱめの味わいです。麺がうまい。歯ごたえがあってしっかりしていて、飽きません。キャベツもいい感じにシャキシャキしていて、非常にうまいです。止まらない感じだなぁ。いや~3種類だけなのに奥が深い。ソースは足りなければ入れてねってことですが、追いソースしなくても問題ないですね。味はしっかりついています。

 

 

せっかくなので、食べ終わる前に少しだけ味変。七味を振ってみます。うわぁ。結構雰囲気が変わります。七味の味がストレートに焼きそばに反映されて面白い。普段そこまで意識しないですが、具材が少ない分存在感がましますね。これはマヨとか入れてはだめなもんじゃなかろうか。意外と上品な味わいなんだろうな。肉とか入れるのは逆に無粋だと感じます。

 

 

あっという間に完食。今回は新しい出会いに感謝します。ぜひお近くにお立ち寄りの際はお試しを。

 

行き方

 

オリオン通りをぶらぶら歩いているとオリオンスクエアという広場があります。元々は渋谷109でおなじみの109があった跡地と聞いています。アーケードの中で、この1画が広場となっており、映画館が側にあります。少し、古びた建物が多い場所で、味わい深いなぁって感じています。その片隅にひっそりとたたずむお店、そこが安藤っていう名前であることはほとんど知らないでしょう。

 

住所:〒320-0802 栃木県宇都宮市江野町8−12
営業時間:12時00分~18時30分
定休日:水曜日
電話番号:028-636-3394

 

 

まった今度をおっ楽しみに~。ばぁい。