シン・春夏冬広場

楽しいことになんでもやっていこうっておもってますぜ。

いらいらしたときはあんことクリームを喰らえそうすれば世界をなんだか許せた気分になる

あんこは世界で1番美味しい食べ物だと思っている。チョコレートのような口にへばりつく甘さより、あんこの旨さに勝るものは無い【チョコレートも大好きだが今は忘れてください】。小豆から炊き上げるとバツグンにうまい自分好みのあんこを手に入れることができるが、現代人の忙しきこと。光の矢もしどろもどろになるほど、せかせかした日常を謳歌している僕としては流石に不可能に近い。

 

なんとかしてバツグンにうまいあんこをたっぷり食す方法がなきものかと思い悩んでいました。悩むほどのことなのかよというツッコミを受け流しながら、あんこと向き合う日々。スーパーをウロウロしているだけなのはさておき、いろんなあんこが目に入るわけです。

あんこといえば、光林堂の豆大福。このあんこに勝るものはいまだかつて出会ったことが無いほどにうまいが、量が少ない。逆見本詐欺をぶちかましてくるコメダ珈琲。しかしながら、ここのあんこは甘すぎてちょっと今の気分じゃない。スーパーで売っているようなあんこはどれもこれも好みじゃない。あんこに砂糖をぶちまけて、これでもかと甘みをつけただけの下品なあんこ達。そうじゃないんだけど、保存するには仕方のない行為か。スーパーのおはぎなんかは保存をあまり考慮していないためか、甘さ控えめ目の上品あんこ。


これはこれでうまいんだが、もっと食べたいわけだ。もち米で腹をふくらませるんではなく、あんこで腹を満たしたい。自分であんこを買って、グルメをつくったほうがいいことに気づくまでにそこまで時間はかかりませんでした。

 

あんこ is Justice!!

ものすごくいらいらしていた。仕事の鬱憤が溜まりに溜まり、爆発寸前。なんだかそんないらいらを食に対してぶちまけてやりてぃって思ってしまった。だから僕はいま缶詰コーナーであんことにらめっこしている。そうだ。缶詰がいい。あぁクリームも大量にぶっかけてやってしまえ。そう悪魔が僕の耳元でささやき、いそいそと買い物を済ませる。さて宴を始めようか。

 

Let's start Carnival with あんこ together!!!

 

作り方

 

買ったものはパン、生クリーム、ゆであずき以上。シンプルを目指して、食材の旨味を最大限に引き出した極悪なデザートを食べたいって思いました。パンは2枚切りの厚切りのものを用意し、外はさっくり中はふんわりを目指します。もち米で腹をふくらませるのは邪道で、パンはいいのかって文句は僕の腹の虫に言ってください。パンを食べたかっただけです。すみませんでした。

 

 

いそいそと準備を始めます。缶切りどこしまったかなぁ?ねぇ知らない?なんてやり取りをしながら、缶切りを探し出します。缶切りが活躍することなんて殆どないので、いつもしまっている場所を忘れます。見てくださいよこの粒。大粒で赤くてまるでルビーみたい。きれいなもんです。なめらかなあんことつぶあんの共演。狂喜乱舞ですね。

 

 

パンをトースターで温めます。こんがりとしたきつね色がたまりません。香りもふわってうまそうな香り。なんだか優しい気持ちになってきます。たぶん今怒鳴られても何でも許します。えぇ後で倍返しですが。

 

 

こちらに先程のあんこ・・・いえあんこ様を載せていきます。たっぷり載せます。隙間なく載せます。昔話のように載せていきます。粒とツヤの見事なこと。美しい。うっとりしますね。非常に大粒できれいなあんこ様です。

 

あんこ is the beautiful Mounten !!!

 

 

そしてここに禁断の組み合わせ、生クリーム様を遺憾なくのっけていきます。せーの!うりゃうりゃうりゃ~~っ!!

 

 

ソフトクリームをつくっているのかと言わんばかりに大量にのっけますとも。僕の怒りはこんなものでは収まりません。ずんずんのせていきますよ。ずんどこです。親の仇〜!

 

 

はい出来上がり~。見てくださいよこの極悪な見た目。最高な眺めじゃないですか?こんな夢のようなスイーツをたらふく食べるのが僕の夢でした。なんていう極悪なものを考えてしまったんだろう。

 

生クリーム is エロ!!!


さてさて早速食べていきますよ~。口に入り切らずにクリームが脇から溢れていきます。あんこ様もぽとぽとと垂れながら、口の中に滑り込んできます。あぁ極上。あんこは甘さ控えめという文言通り、非常に小豆の味をダイレクトに感じられる一品でした。
最高です。生クリームの濃厚な油分、そしてあんこの濃厚な味わい。しかしながらその上品な甘さが口いっぱいに広がります。


小豆ってほんとうに美味しい。楽園の食べ物といえばこういったものなのではないだろうか。粒が大きいため非常に咀嚼する回数も増え、どんどん口の中いっぱいになっていきます。まるで人間ハムスター。口が小豆と生クリームの洪水注意報です。あっという間にぺろりと食べきりました。

ふふふ。コレをもう一回できるんですね。それぐらい材料に余裕があります。今ならどんな問題でも許せそうです。どんな政治的な問題が起きようとも、このあんこクリームパンを食べればどうでも良くなります。それくらい力のあるデザートだと思いました。いや~日本人に生まれてきてよかった。

 

 

まった今度をおっ楽しみに~。ばぁい。