シン・春夏冬広場

楽しいことになんでもやっていこうっておもってますぜ。

俺の手は汚れちまった。元の生活にはもう戻れはしない。

戦いがあった。大きな戦いだった。下馬票で言えば、完全に有利なはずだったんだ。だけども連中新しい兵器を導入しやがった。

 

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見てみろよ!この照り!

砂糖と酢を加えてトロトロになるまで煮込むと馬鹿みたいに美味いんだぜ。

 

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こんなの止まんねーよ。誰も俺の静止なんて聞きやしない。われ先に手羽を手に取る。

 

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あちーちゃー!

あちょちょちょちょー!!

 

凄い熱量だった。先端からほとばしる異様な熱気。ここが戦場だったなんてすっかり忘れていたぜ。あぶねーあぶねー。命を無駄にするところだった。

 

気を取り直して、かぶりつく。

 


あちーちゃー!

おちょちょちょちょー!!

 

く。暑すぎるぜ!熱くて美味い!止まらない!

 

あちーちゃー!

 

へへ。見てみろよ。俺の手は汚れきっちまった。もうこの手で子供を抱き上げてあげることはできない。この薄汚れたてじゃ、もうあいつを撫でる資格すらないんだ。

 

なーに馬鹿なこといってんの!さっさと手を洗って、食器を片付けてちょーだい!寝るのが遅くなるでしょ!

 

ごめんよママン!

 

 

まった今度をおっ楽しみに~。ばぁい。