本当に最近は変わった趣向のお店が増えてきました。競争が激化しているため、いろんなジャンルのラーメンが増えてきています。台湾ラーメンや台湾まぜそば、G系ラーメン、油そばなど一昔前では考えもしなかったジャンルです。中国の方々も驚いていることでしょう。日本に渡ったラーメンが今や新しい日本食になっています。そんな新規精鋭のお店を栃木県は宇都宮で発見したのでご紹介します。
このお店は10月に誕生したばかりの新店です。しかしながら、味に非常に感銘を受け筆が載ってしまいました。僕もブロガーとしてはまだまだ若輩者ですが、一緒に頑張りたいなって思いました。

佇まいはおしゃれなお店です。ちょうどお昼時に近い時間帯でした。どこかおしゃれなカフェのような出で立ちです。はじめはどこかの料亭か居酒屋さんかと思いました。

ラーメンとしては700円後半~1000円ほどですので、一般的ならーめん屋さんの価格です。汁なし担々麺、チータンタンなる気になるワードを見つけ、これは食べてみねば気がすまぬとなりました。早速お邪魔してみます。

店内は少し手狭な印象ですが、非常に清潔です。木の柔らかさと明るさが非常に良い感じです。ちょっと高級な印象を受けます。店内が狭いので、お客さんが増えた場合にどうするのかちょっと心配ですね。客層にはやはりきれいな見た目から女性もちらほろいます。女将さんが非常に気さくな方で、よく話しかけてくれました。早速汁なし担々麺880円を注文します。

見た目は非常に美しいです。可愛くもられているだけでなく、ナッツ、干しエビの粉、ザーサイなど本場に近い盛り付けです。香りがとても良い。非常に香辛料のそそられる匂いがたまりません。お腹がグーって泣いちゃいます。

まぜまぜしていただきます。非常にうまいです。山椒がピリッと効いていて、めちゃくちゃ美味いです。あとからあとからいろんな味わいがして美味しいです。欲をいうならナッツやザーサイ、エビの粉などの存在感が若干薄いような気もします。かいわれ大根も良いと思ったのですが、坦々に負けちゃっているような。でもでもとっても坦々麺の出来は良いです。これからかなって印象もあります。僕が偉そうに言っても説得力ありませんが。

待ってましたよチータンタン50円です。めっちゃ安い。汁を少し残して、卵を入れて混ぜ混ぜします。肉味噌を少し残して、汁を少し残してというのをやったほうが美味しくいただけます。

しばらくすると女将さんがやってきて、スープを入れてくれます。1粒で2度美味しい味わいです。スープは出汁の効いた非常にさっぱりとしたスープです。カツオか煮干しでとったような非常に魚介系の良い味わいです。卵が溶けて変わった味わいを楽しめます。

お昼にはご飯150円を無償でいただけます。そのため、チータンタンにご飯をドボンして最後まで美味しくいただけます。汁なし担々麺、チータンタン、チータンタン雑炊と3度も違う味わいを楽しめてとっても面白いです。さらさらと食べられて、とっても美味しです。感動しすぎて、また来ることを心に近い、また女将にもそう告げて帰りました。

チータンタンのやり方は席にそれぞれ書かれております。チータンタンとは岩手県は盛岡の名物メニューじゃじゃ麺のシメにいただくスープになります。じゃじゃ麺を食べ終わったあとにチータンタンを頼むと卵とスープを入れてくれるんですね。
じゃじゃ麺としても確かに汁なし担々麺に近い味わいですので、そこに着想を得た感じでしょうか。これまた変わった形ではありますが、また違った楽しさがあり、定着すると宇都宮メシになりそうです。名古屋めしを越えていってくれると非常に嬉しいですね。

まった今度をおっ楽しみに~。ばぁい。