シン・春夏冬広場

楽しいことになんでもやっていこうっておもってますぜ。

コピペという初歩技だけど人の役に立つって嬉しい

最近仕事でやらかした。名誉のためにいうと、馬鹿みたいな業務でつぶれて、なんのために頑張っているのか、いる意味があるのかわからなくなった。新しく選ばれた人はベテランで、すぐ問題解決して正常な流れに戻した。俺意味ねーって落胆した。存在理由を無くした。なんのために頑張っているのかわからなくなった。

 

そんな落ち込んでぐずぐずしてるなか、最近コロナの予防接種で、予約が取れないって母がパニックになっていた。話を聞くと横浜は接種の予約が携帯からしか受け入れてもらえず、かつ入れないってまさにニュースで持ち切りな内容だった。電話は繋がらない、インターネットもダメらしい。

 

横浜の母は、今度は東京の大規模接種に挑戦すると聞いた。一回目はダメだったようだ。話を聞くとIDとか必要事項を入れている間にものすごく時間がかかるようだった。ぐずぐず打っている間に予約がどんどんうまって、まったく予約が取れない状況らしい。

 

あきらめずに頑張ってる母を見て、なんだか力になりたいって思ったんだ。クソの役にも立たない僕だけど、何か出来ることないかなって。コピペって知ってるよね?かなりの初歩技なんだけど、母はそんなことは当然わからなかった。65歳以上の人達はそんなことすらわからないんですよ。母もスマホにしたのは本当に最近だし、それまでガラケーで絵文字すら使い方があまりわかってなかったんだ。そんな人達になんて仕打ちをするんだろうっていうのはできるけども目先の問題を解決しないとね。

 

メモ帳にあらかじめ必要事項を入力しておいて、コピー、入力が始まったらペーストすればすぐだよって伝えた。具体的なやり方は携帯会社の販売員さんに聞いたようだ。優しいね。販売員さんによっては、結構親身になってくれる。

 

母の予防接種の予約が取れた。嬉しかった。馬鹿みたいに嬉しかった。母も予約が取れて嬉しそうにしてた。ちょっと泣いた。

 

そうだよ。僕がやりたいのはこういうことなんだよ。誰しもが何かしらの困っていることを抱えている。それを技術で解決してあげることなんだって。最高だったのはコピペだったということ。たかだかこんな技術だって必要な人にはもの凄い価値のある行為なんだって、そのとき改めて気付かされたし、書いている今改めて認識した。

 

実際本当に役に立ったのかは不明だが、母が気を遣った可能性は高いけど、ものすごく大切な何かに気づいた気がした。

 

そう。ものすごく簡単な誰でも使えるものが、誰かの問題を解決することこそが技術にとって価値があることなんだって。そして、その問題を解決した瞬間のお客さんつまりこの時は母なんだけど、それをダイレクトに感じ取れるのって本当にうれしいことなんだって。そうしたことが感じられるような働き方に変えていきたい。

 

 

まった今度をおっ楽しみに~。ばぁい。