女の子のイラストに挑戦してみた

イラストに何度かチャレンジしていますが、今回は人物の絵に挑戦してみました。
前回はカエルに挑戦してみましたが、今回は人ということで、学ぶことが多そうです。

1回目ひとまずなにも考えず描いてみた

使用した鉛筆は4Bのトンボ鉛筆です。使用したスケッチブックはマルマンのA4サイズになります。鉛筆削りはラチェット式の小型のもののほうが調整できて楽です。小刀も一緒に購入しました。また最近は鉛筆が非常に短くなりやすくいので、持ちやすくする道具も購入しました。どれもとても使いやすいです。特に何もイメージせずに書いたのですが、顔のパーツに対する目の位置や身体の形がおかしい気がします。また身体の大きさに対する顔の大きさに偏りが見られます。髪の毛の表現が非常に難しいですね。次はそちらを考えて描いていきます。

2回目前回の問題を修正しつつ描いてみた

今回は骨格の形を意識して描きました。どうやら頭蓋骨の形をしっかり意識しながら描くことで、不自然な身体と顔の大きさのアンバランスを解消できるようです。頭蓋の形から考えると髪の毛の位置もおかしいところが修正されました。

しかしながら、今度は目の形、鼻の形特に、唇が非常に表現が難しいことがわかりました。身体の形は筋肉の形状をよく意識しながら描くことで、不自然な形にならないように配慮できました。ミケランジェロの作品にもあったように筋肉や骨格を意識しすぎると女性的な柔らかさは死んでしまいます。

アニメのような不自然なパーツの構成の絵にするよりも、よりリアルだがどこかデフォルメされた形を目指したいのです。リアルとデフォルメのちょうどあいだのきれいな形を目指したいと思っています。リアルをもっと勉強してから崩していくべきなのか悩みどころですね。

3回目　唇、目、鼻など顔の構成要素を意識して描いてみた

唇の形はなんだか自然に見えて大変むずかしいです。そのまま見えたと感じたものを描くとよくある不自然な唇になってしまいます。割合的には上唇が薄く、下唇をプックリさせることがキーポイントな気がします。目の形は必ず虹彩と瞳孔を描くことを忘れないようにします。白目の部分を大きくとることで、不自然な目の形にならないように注意しました。

いろいろな写真を見ながら模写しているつもりでも、やはりどこか不自然です。しかしながら、若干いろんなパーツの写真を収集するというのはある種異様に見えますね。他の人にあまり見られないように注意しないとそういった趣味の人だと勘違いされてしまう。この唇ぷっくりしていてかわいいだとかこの目がパッチリしていてきれいだとか、はにかむ唇が美しいだとかちょっと変態だなと思いました。

それらを意識して描いた絵になります。身体の形はだいぶ様になってきたように見えますが、骨格を意識するあまり若干ゴリラ感が出てしまいました。可愛くしたいのに、うまくいかないものです。髪の毛の表現もミュシャ的なつながりのあるきれいな幾何学的な表現にしたいと思っています。

４回目　これまでを振り返りつつ髪型を意識してみる

これまでを振り返りつつ髪型を意識して描いてみました。初期の頃と比べて格段に良くなってきた気がします。若干可愛いのですが、唇の形がどうしても決まらない感じが出ています。髪型にかんしてはもう少し細めに表現したいのですが、鉛筆では此れが限界なようです。もう一度はじめの構図に立ち戻って描いてみたいと思います。

5回目　ひとまず一区切り

ひとまず一区切りとして最初の構図に立ち戻って描いてみました。不自然な身体と顔のアンバランスは解消され、一定の成果が出たものと考えます。骨格を意識したため不自然なパーツの偏りはないように見えます。髪型はやはり課題なのと各部のパーツの形状によってほぼ顔の印象が固定されてしまうため、多くを描いていく必要があります。
どうしても似たりよったりの絵になってしまいますので、想像で描くのではなく、模写を行っていくべきだと考えます。次回は趣を変えて他の絵に挑戦してみます。