シン・春夏冬広場

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地下へとつながる怪しい通路に向かってみれば本格皿うどんとの出会いがあった

2021年7月24日 閉店を確認

ありがとうございました。美味しかったです。

 

長崎ちゃんぽんといえばリンガーハットが有名です。しかしながら本場長崎で食べるちゃんぽんや皿うどんはほんの少しではありますが何故か美味いです。記憶を頼りにしているため、なぜそんなにそちらが美味しいと感じたのか今となっては謎でした。本場の味わいというのは現地で食べる高揚感と現地の気候に合う料理なのかもしれませんが、本格的な味を食べたくなることがあります。そんな現地の味を提供してくれるお店を今回見つけましたので、ご紹介したいと思います。

 

ながさき

少し薄暗い地下階段を降り、お店の中は優しい明るさに包まれています。店内は若干狭めで、客足はまばらでした。長崎の料理を提供しており、夜はお酒を提供しているようです。今回は昼間にお邪魔しました。

 


ランチタイムですと皿うどんとちゃんぽんが850円とお安く食べることができます。普段の提供価格としては900円です。長崎といえば、ちゃんぽん、皿うどん、カステラ、角煮まんと相場が決まっています。そのため角煮も追加で注文しました。角煮は600円でした。

非常に彩りが華やかで、きれいです。皿うどんの華やかな彩りの具材を華やかな器で際立っています。焼物としても長崎は有名です。長崎は港町ですので、波佐見焼という長崎伝統の食器の他に伊万里焼や唐津焼など集まってきます。色合い的には伊万里焼に非常に近い印象を受けますね。きれいな食器です。

角煮の色合いも非常にいいですね。非常に色が濃くってめちゃくちゃ美味そうです。

味わいとしては皿うどんはさっぱりした味わいです。硬い細い揚げ麺がぱりぱりと心地よく、非常に美味いです。麺のコクとソースのコクも相まって飽きの来ないくせになりそうな味がします。
また角煮は絶品です。箸で崩れるほど煮込まれたバラ肉で、ここまで煮崩れしないようにするだけでも至難です。非常に豚の味が濃く、色は濃いめですが全くしつこくありません。するする食べられます。辛子をにゅっとだして、ぱくぱく食べられてしまいます。

 

ネギがまたいいアクセントですね。豚の油を中和する良い関係性を生み出しています。

ひとつ思い出しました。そうでした。金蝶のウスターソースをかけるんだった!!店内の机の上に常備されています。こちらをかけることで、味わいが非常にくっきりします。なんでここまで美味いのかと思い調べたところ、皿うどんのために開発されたソースだそうです。そりゃ美味いわけだ。リンガーハットには置かれていないので、そりゃ現地の方が美味いわけです。ようやく長年の謎が1つ溶けた気がします。なんで現地の皿うどんはここまでうまかったのかということに関しては解がでました。

 


引用元:チョーコーホームページより

 

チョーコーさんのホームページ:リンク

 

みなさんもぜひ近くをお尋ねの際にはお立ち寄りください。宇都宮にいながらにして本場長崎を肌と舌で味わうことができるお店でした。

行き方

 

場所はオリオン通りの端にあります。東武デパートのある交差点付近になります。宇都宮駅から徒歩で伺う場合には、東武デパートを目指してください。オリオン通りを通って伺ったほうがスムーズだと考えます。地下にあるため、少し探さないと見ることはあまりないかもしれませんが、かなり以前からあり、気になっていました。しかしながら、薄暗い地下にあるため気にはなっていたのですが、なかなか入る勇気がなかったです。緊張してしまうかもしれませんが、勇気を持って入ってみてください。素晴らしい出会いになりました。まさに虎穴に入らずんば虎子を得ずでした。

 

豆知識

長崎ちゃんぽんと皿うどんは長崎にある四海樓というお店が発祥になります。その店舗の店主である陳平順さんがつくった料理が発祥でした。明治初期ごろに誕生したようです。当時は保存食などの技術が発達しておらず、四季折々の具材をふんだんに使った支那うどんという料理。中華料理の一部を日本人に合うように作られた料理がいつしかちゃんぽんと呼ばれるようになったようです。ちゃんぽんの名前の由来は諸説ありはっきりしたことはわかっておりません。よくお酒を飲むときにもちゃんぽんをすると悪酔いするなどがありますように混ぜるというような意味もあります。そのためいろんな意味が混ざり合い現在に定着している姿となっていると考えられます。ぜひとも発祥の味を味わってみたいものです。

 


中華料理四海樓リンク

 

 

まった今度をおっ楽しみに~。ばぁい。