シン・春夏冬広場

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日光市の神秘の世界 龍王峡

栃木の大自然を満喫したいと考えていました。鬼怒川あたりのスポットは忘年会などの開催地として伺ったことがあったのですが、ゆっくり見たことはありませんでした。温泉街で知られる鬼怒川川治ですが、有数の観光スポットでもあります。そうした有名なスポットの1つである幻想的な光景を眺められる龍王峡についてご紹介いたします。

  

龍王

 

龍王峡は鳥居がありそこをくぐって長い距離を降ります。ここからおおよそ1kmくらい歩く距離になっています。

 

降りてすぐに大瀑布がお出迎えしてくれます。非常に気持ちの良い光景です。落差が非常に大きく、下に降りることはできません。降りたとしても非常に危険な場所になっているため身を乗り出しすぎないように注意してください。

 

 

多数の滝が至るところにあります。龍王の巨大な流れに対して、無数の小龍が集まって大きな1つのうねりへと変わっていくさまは、非常に幻想的です。周りは険しい山道になっていますが、非常に気持ちがよく見ていて飽きません。外国人の観光客の方も非常に多く集まっており、楽しそうに歩き回っていました。水はとてもきれいで、ひんやりと気持ちよく美味しかったです。ところどころ岩場や沼がむき出しになっており、歩道が整備されていますが、トレッキングシューズが良いと思います。柵と行ったものがほとんどなく、むき出しの自然です。体を乗り出したりしすぎないように注意してください。足を滑らせて滑落する可能性が高いです。全長はかなり長いため、奥まで行くことはほぼ不可能です。切りの良いところで引き返したほうがいいと考えます。

岩鬼姫神

 

龍王峡からほどなく進んだ場所に楯岩鬼姫神社があります。鬼怒姫の由来としては日本書紀に出てくる田心姫の別名です。宗像三女神の一神に当たります。

鬼怒川の名前の由来として鬼が怒ったように流れる川というのがあります。その怒れる川を田心姫に鎭めていただき穏やかでいてほしいという願いから鬼怒姫と呼ばれるようになったそうです。その鬼怒姫にあやかり楯岩に楯岩鬼怒姫が祀られています。

大吊橋を渡っていった先に登山道があり、そちらを登っていくと社があります。そちらに鬼怒姫様が祀られております。

 

 

鬼怒姫に関する由来は多く残されているのですが、数体祀られている楯鬼である鬼怒太という鬼に関する由来が不明です。鬼怒川を表しているのか、使役されていた鬼なのかは知られていません。楯岩も楯のようにみえるという由来だけですが、果たして本当にそれだけなのでしょうか。後付の鬼にしては至るところで祀られているのは少し不思議に思います。

御朱印

 

御朱印は田心姫が描かれたものになります。日本書紀に出てくるかなり始まりの神様に近い神様が描かれており、非常に愛らしいです。御朱印は観光センターでいただけます。

 

行き方

○公共交通機関

電車で向かう場合は東武宇都宮駅からの出発となります。東武宇都宮駅から下今市下今市駅まで徒歩、下今市駅から龍王峡駅まで進みます。龍王峡駅からは徒歩にて現地に向かいます。

○自動車

自動車で向かう場合は国道119号線から国道293号線を北上し、国道461号線にて龍王峡まで向かいます。比較的大きな駐車場があるのですが、ツーリングなどで人気のスポットとなっているため、午前中に向かうことをおすすめします。

 

 

まった今度をおっ楽しみに~。ばぁい。