シン・春夏冬広場

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大田原市の自然観察館で昼間から天体観測をして宇宙への計り知れない思いを馳せる

栃木県は有数の星が綺麗に見える地域だと考えています。戦場ヶ原や那須高原など天体観測で有名な地域がいくつかあります。しかしながらこれまで何度かチャンスが有ったはずなのですが、天候に恵まれずうまく行きませんでした。もう少し近場で天候が良いときに都合よく訪れて、天体観測ができる場所がないもんかと探していました。そんなおり知り合いに教えていただいた場所になります。あるもんなのですね。

 

ふれあいの丘

○駐車場

 

駐車場としては非常に広大な面積があり、よほどのことがない限りは埋まってはいれないということはないと考えます。実際私が向かった際にはほとんどが空いている状態で、人気のスポットとは言えない状況でした。50台ほど駐車できるのではないでしょうか。

○設備に関して

 

設備としてはシャトーエスポワールという研修センターがあります。その他大工房、小工房とありまして、茶室などもありました。しかしながら、この設備は現在利用されていない状況でした。設備の詳しいリンクを以下に添付しておきます。
おそらくですが、借りたい方が連絡し、借用させていただけるような設備だと考えます。実際リンクに利用申請書などの記載があるため、研修室として利用したい方が連絡する施設なのだと考えます。

サイトリンク:こちら

 

今回の目的としているのは自然観察館と天文館になります。こちらは職員さんが常駐しており、お金を払って見学する設備になります。費用としては天文館と合わせて450円/人でした。自然観察館の利用のみですと200円/人とのことです。料金は大人料金になります。小中学生はさらに費用が安いです。詳しい情報は前述のリンクの一番下に天文館と自然観察館のリンクがあり、飛べるようになっています。

天文館

自然観察館は虫の標本がメインで、見たい人が限定される形でしたので、割愛して天文館のご紹介をします。虫の標本も非常に興奮しました。ハンミョウ、マイマイカブリコガネムシの世界中の標本があり、興奮しました。おそらく他の人はほとんど興味がないと思います。館内も撮影がおそらくNGだとおもったため、撮影しませんでした。

 

 

天文館の姿は凄まじいです。なんと巨大な反射型望遠鏡があります。
人の集める光の大きさに対して8600倍の強さで見えるとのことでした。
明るい時間に向かったのですが、月のクレーターはくっきり見えていました。

 

 

まずはかなりの高倍率の望遠鏡を使って太陽を観察してみようとのことで、案内されました。望遠鏡は非常に大きく、人の下半身ほどある望遠レンズになっています。はじめ太陽が見えた際に真っ赤すぎて何を見ているのかわかりませんでした。それくらい大きな恒星なんですね。なんと全体を見ていることに気づいたのは少したってからです。

 

 

太陽の撮影写真になります。温度の違いによって一部白色に見えている部分があります。太陽の活動が活発であると黒点やいろいろなものがもっと見えるそうです。
まわりのもやもやは撮影に失敗したからではなく、太陽のプロミネンスという現象です。右下に見えるものが最もわかりやすいですが、炎の渦が巻き上がっているのがわかると思います。非常に興奮しました。普段全く明るすぎてよくわからない太陽ですが本当に図鑑などで見ていた現象を目の当たりにしました。大学在学中に見なくてよかったです。間違いなく天文物理を先行するところでした。危ない危ない。人生を決めかねないほど感動しました。

 

 

いよいよ反射型望遠鏡になります。望遠鏡は外の窓枠と望遠鏡本体が連動して自動で動く仕様になっています。望遠鏡自体は大人2人分ほどの大きさがあり、これだけでも感動してしまいます。今回は明るかったのですが、木星土星を見ることができました。
月に関してはクレーターの大きさまでくっきり見えました。普段何気なく見上げている月ですが、その濃淡くらいしか見ることができませんでした。

まさか本当にクレーターがあんなにたくさんあるなんて。びっくりしました。今度は夜間に伺ってみたいと思います。天体観測を行った後に現在見える季節の星の説明動画を見て終了となりました。なんとここからは私の夢である天の川が見えるとのことでした。是非見てみたい。

 

○行き方

 

宇都宮駅からは4号線に乗って氏家駅を経由し、西那須野駅方面を目指すルートになります。比較的単純な行き方になります。距離的には40kmほどになりますので、おおよそ1時間程度の距離になります。最寄り駅が西那須野駅になるのですが、こちらに向かう公共交通機関はありませんでした。元々は研修センターなどで利用されているとのことでしたので、なにかしら手があるように思うのですが。

 

ワンポイントアドバイス

注意点としては主に2つあります。

1つ目は訪れる時間帯です。

他の施設は17時ごろに閉館してしまいますが、天文館は21時まで開いています。天文館に訪れる場合はせっかくなので、夜に訪れたほうがいいと思います。時間は18:10~、19:10~、20:10~の回の計3回が夜に実施されるとのことでした。昼間に関しては特に気にしなくとも案内していただけます。

2つ目はこれまた訪れる時間です。
この設備の周りには本当に何もありません。夜は全くと行っていいほど何も見えないです。ですので、夜間に訪れる際には懐中電灯を携帯することをおすすめします。運転に関しても全く何も見えない状態になるので、安全運転に注意してください。

 

 

まった今度をおっ楽しみに~。ばぁい。