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栃木県日光市湯元で温泉の旅 見どころスポット6選+番外編

2020年9月20日

今回ご紹介したいのは日光市は湯元です。いろは坂を超えて、中禅寺湖の更に奥地に位置しています。一度は訪れていただきたい場所ですね。

日光湯元の行き方

行き方は宇都宮に滞在している前提で記載します。なかなか奥日光となると宿を取らない限り日帰りは難しい場所だと考えます。東京駅から宇都宮までで新幹線で1時間程度、鈍行であれば2時間程度かかります。宇都宮から日光までが1時間程度です。乗り継ぎが良ければ2時間程で着く可能性がありますが、電車の本数があまりないため、3~4時間は覚悟したほうが良いと考えます。

○公共交通機関


宇都宮駅から日光駅まで電車で向かいます。電車の本数はあまり多くありません。そのため時間をよく調査して向かうことをおすすめします。乗車時間は1時間程度です。日光駅のあとはバスに揺られて湯元に迎えます。日光駅から湯元までは1時間程度です。合計で2時間ほどの乗車時間になりますが、湯元に向かう場合の注意を後ほど紹介します。東京から仮に向かう場合は単純計算で3時間ですが、乗り継ぎなどを考慮すると4~5時間になります。

○自動車


宇都宮から日光に向かう場合、ルートは2種類あります。1つは有料道路を使用するルート、もう1つは下道ルートです。有料道路を利用する場合は日光街道を目指し、119号線を走行します。そのまま日光街道には入らずに、宇都宮北道路を走行します。そのまま119号線の状態で、宇都宮IC付近から有料道路に乗れます。道なりに進むと清滝ICがありますので、そちらで有料道路を降り、いろは坂を目指します。いろは坂を越えると中禅寺湖男体山が見えますので、中禅寺湖を左手に眺めながら、道なりに進むと戦場ヶ原が見えてきます。戦場ヶ原を超えて更に進んでいくと湯元に着きます。走行距離は70km程になります。1時間30分くらいの道のりです。

下道の場合も途中までは同じです。宇都宮北道路を降り、そのまま東照宮を目指します。ルートとしては単純で119号線をずっと走行していれば問題ありません。難しくはないのですが、それしか道がないというところが注意です。東照宮を越えると有料道路と同じ走行ルートとなります。走行距離は70kmほど、時間は2時間ほどです。

日光湯元

○見どころスポットその1 湯ノ湖

白濁したエメラルドグリーンの湯ノ湖


まず最初にお出迎えしてくれるのが、湯ノ湖です。緑色が白濁して、エメラルドグリーンになっていてきれいです。湯畑から湧き出た温泉が直接湖に流れ込むため、色の変色が起きています。この時期はマス漁が解禁となるため、多くの釣人で賑わっていました。釣り人にとっては非常に良い場所なのだと考えます。漁期の場合、チケットの販売をされていたためそちらで購入して釣りを楽しむことができます。

 

 

大自然の中を散策する歩道も整備されており、非常に気持ちがいいです。まわりは硫黄の匂いが立ち込め、ある種幻想的な場所で、あまりこういった場所は他では見られないのではないでしょうか。

○見どころスポットその2 温泉神社

湯元には温泉神社と温泉寺の2つがあります。那須にも温泉神社はありますので、温泉地には必ずあるものなのでしょう。今回訪れたい場所としては、1番外れた場所にあったため、湯ノ湖の後で訪れました。湯元の温泉神社は小さい簡素な作りでした。御朱印二荒山神社中宮でもらえるとのことです。

 

○見どころスポットその3 街並み

 

町中の至るところに小さな木製の社のようなものがあります。中には温泉が湧き出しており、汲み出すことができるようになっていました。硫黄の匂いが立ち込め、木製の社から温泉が湧き出し、温泉街に来たなって風情があります。

 

 

若干寂れた場所もちらほらありましたが、全体としては白を基調とした落ち着いた雰囲気でした。古い建物が多く、いまでは見られないような建築様式の建物が点在しています。あまり味わったことのない街並みに心が踊ります。

○見どころスポットその4 温泉寺

 

湯畑のそばにあるお寺です。温泉神社よりもこちらのほうが有名らしく、人がひっきりなしに訪れました。理由としては500円で入浴を楽しめるという一風変わった性質があるからだと考えます。奥の本堂の方で、1000円から写経を行えまして、その写経の奉納の証明書として御朱印が渡されます。写経の際に周りから動物や鳥の鳴き声が聞こえてきて非常に風情があり、ゆったりとした時間の流れを感じることができます。日頃あくせく働いている中で、そういったことを一旦忘れることができたと思います。初めて写経というものを体験したのですが、無心でなにかに取り組み、ゆったり時間を過ごすというのは意外と贅沢だと感じました。

○見どころスポットその5 湯畑

 

今回の旅の目的の1つがこの湯畑を見ることでした。周りは手つかずの自然に囲まれ、温泉が湧き出ているところに点々と木製の建物が点在しています。中から温泉が湧き出ており、その中を見ることが最大の目的でした。気になって仕方がなかったんです。各湯元にあるホテルの名称が書かれており、ホテルによって割り振られているのも面白いです。温泉の出方によっても違いがあったりするのかもしれません。

 


こんこんと温泉が湧き出ています。そこから山状に形が形成されており、中の成分がある種自然の構造体を形成しています。無機質な部分に生命を感じることができるそんな風景だと思います。緑色の部分は硫化銅または緑青の可能性があり、触らないように注意しましょう。間欠泉なんかもあるのかもしれませんが、今回は見つけることができませんでした。

 

○見どころスポットその6 温泉

 

至るところに温泉宿がありました。今回は日帰りでしたので、そちらにはお邪魔せずに日帰り入浴ができる場所を探しました。ゆの香さんは700円で入浴できる場所になっております。お隣のホテルでは家族風呂を貸し切れたようなのですが、あいにく営業していませんでした。温泉に入ったあとで、炭酸ジュースを飲み、温泉卵を食べて堪能しました。非常にすっきりして日頃の疲れが洗い流されるようです。至るところに猫や猿が出没しており、猿に関しては縦横無尽に駆け回っていました。残念ながら早すぎて写真に収めることはできませんでした。

○見どころスポット番外編 二荒山神社中宮

 

霊山男体山のお膝元にある二荒山神社中宮祠です。日光富士としても有名です。二荒山神社は宇都宮、日光東照宮にもあります。宇都宮市の歴史の本によると、宇都宮が本堂なようです。男体山が霊山なのにこれいかにって感じですが。流石にここまで来るのが大変なので、そういった方のためにいくつも分社するのはよくある話です。実際の本堂はおそらく男体山の頂上に位置しています。男体山の頂上に社があり、剣が刺さっているというのは伺っています。流石にそこまでいくのは大変なので、このように分社しているのだと考えます。

 

 

本堂は赤を基調とした立派な建物で、非常に厳かです。中に入ると右手側に男体山へと続く鳥居があります。男体山への注意書きがありまして、片道4時間かかるルートだそうです。往復には6~7時間ほどかかり途中水を飲んだりトイレに行くことはできません。水も一人1L以上を携帯して登るようにと書かれています。また他の方のブログなどを拝見していると富士山などの整備された山と違い、自然の脅威がむき出しでした。修験者が登るような山ですので、しっかりと準備をしていつか挑みたいと想います。

 

待ってろよ。

 

御朱印

○温泉寺


写経をすることでいただけます。本来御朱印とはお参りをしたその証明としていただくものです。そのためこの写経を奉納することで、御朱印がもらえるというのは良い制度だと考えます。

温泉神社

 

二荒山神社中宮祠でいただけます。両者間は遠いですが、きちんとお参りをしてからもらえるようにしたいですよね。

日光二荒山神社中宮

 

二荒山神社中宮祠の御朱印です。山頂に行くと二荒山神社の奥宮がありますが、今回男体山を制覇していないので、諦めました。いつか男体山を制覇し、正面からいただきたいともいます。アマビエさんが可愛い御朱印ですね。

周辺グルメ

 

日光湯元ビジターセンターの側で露店があり、そこでホットサンドを購入しました。味はドンタコス味というちょっと聞いたことがない味です。作り方はバターをたっぷり塗ったホットサンドメーカーバゲットを載せてそこに具材を載せてプレスしています。味は非常に濃厚で、タコスに近い味わいでした。中にレモンが入っていてガツンとした爽やかさと酸味が爽快です。エスニックな風味とバターの洋風な風味が融合して新しい味わいでした。

ワンポイントアドバイス

最後に日光湯元に伺う際の注意点をまとめておきます。参考にしていただき、楽しい旅行にしていただけたら幸いです。

○湯元に向かう道と時期に関して

注意点の1つ目は渋滞に関してです。公共交通機関で向かう場合も無関係ではありません。日光湯元に向かう場合、必ず日光東照宮を経由することになります。こちらの渋滞が非常に厳しいです。私が向かった際にも早くに向かったのですが、東照宮で1~2時間ほど足止めを受けました。東照宮の前についたのはAM9時ごろだったと思います。秋の紅葉シーズンになりますと、いろは坂のルートも大変込み合います。目的が紅葉ではない場合は避けたほうが無難です。

高速道路を使い場合、清滝ICは東照宮を越えています。そのため、下道の景色に特に興味がない場合は高速道路で直接向かうほうがいいです。いろは坂は高速道路を使う場合も必ず通る必要があるため、紅葉シーズンは避けたほうが無難です。

またいろは坂は冬季11月ごろから通行止めが始まります。湯元に向かう道が1つしかないため、別のルートがあると考えられますが、よく時期と交通状況を調査することをおすすめします。

○ガソリンスタンド

自動車で向かう場合、ガソリンスタンドの有無が重要になります。必ず東照宮に向かう前までにガソリンの確認をしてください。東照宮以降にガソリンスタンドはほぼありません。また次のガソリンスタンドはいろは坂を越えた中禅寺湖側に1件のみのため、帰りも必ず確認しましょう。

○駐車場

 

駐車場は大きなものが数件ある状態ですが、AM10時ごろに伺ってすでに満杯状態でした。マス漁の時期、紅葉シーズンはかなり早い時間に着く必要があります。ご注意ください。バスが通っていますので、日光駅からバスで向かう方法もあります。

○霧の影響

中禅寺湖付近は非常にガスが濃いことで有名です。初めて伺った際には何も見えなかったため早々に引き返しました。いろは坂が大変危険です。そのため、向かう場合に天候が悪いのは避けられないため仕方がないのですが、注意としては16時以降になると急激にガスが濃くなります。3回伺っているうちの3回とも同じ傾向がありましたので、16時を過ぎ始めたら帰宅準備をしたほうが無難です。

○日光湯元ビジターセンター

 

初めて湯元に訪れた場合はこちらで情報収集を行うことをおすすめします。ハイキングコースの説明や地図の配布などを行っています。見つけることができる動植物の説明などもかかりの方がおこなってくれるため安心です。必要な情報、興味のある情報が収集できると考えます。地形や模型の展示も行っておりますので、ジオスポットが好きな方にも楽しい施設となっています。

 

 

まった今度をおっ楽しみに~。ばぁい。